勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「【年末だよ】Unity お・と・なのLT大会 2020」
会場はZoom meetingです。
LTのスプレッドシートはこちら
Unity部 LT大会スケジュール - Google スプレッドシート
- LT#1 Odinはいいぞ!
- LT#2 URPを導入したスマホゲーム開発
- LT#3 Terrainで穴が掘れるようになった話
- LT#4 PUN2Taskについて
- LT#5 個人制作ゲームの話
- LT#6 積み上げ棒グラフ式のゲームリザルトを作る
- LT#7 2020年 Unity Package Manager まとめ
- LT#8 Mobile3D(2D)テンプレートと モバイル向けパッケージ紹介
- LT#9 ヒモに頼らないArbor3使い倒し
- LT#10 アニメーションエディターUMotionがいいぞ
- LT#11 フォントを読む話
- LT#12 僕とターンとFPSと(Unityで作るすごろく)
- LT#13 イタリア人Unityデベロッパーが、日本人映像作家にUnityを使わせてみた
- その他 雑談
長丁場のイベントなので簡単な概要とスライドだけ。
※スライドがまだ公開されていないLTもあります。
※LT#5以外は後日Unity Learning Materialsに掲載されるようです。公開されました。
LT#1 Odinはいいぞ!
#Unity_LT でトップバッター、室星が発表した資料です!
— むろほし (@RyotaMurohoshi) 2020年12月6日
「Odin Validatorはいいぞ!」https://t.co/wHGG4Cr5eS#Unity_LT
Odin - InspectorのアドオンであるOdin Validatorの紹介LTです。
アセットやオブジェクトの削除による参照切れはUnityでよくあると思いますが、
参照切れの場所を一覧で確認できる便利な機能が搭載されています。
詳しくはこちらをどうぞ
Odin ValidatorはAsset Storeでは公開されておらず公式サイトからダウンロードする必要があります。
単体でおよそ35ドルです。
すでにOdin InspectorをAsset Storeで入手済みの方は、Webサイトからライセンス登録することで、
こちらからもダウンロードやアップデートが行えるようです。
特定の条件を満たしている場合無料で入手することができます。
LT#2 URPを導入したスマホゲーム開発
【年末だよ】Unity お・と・なのLT大会 2020で発表したLT資料を公開しました
— madoramu (@madoramu_f) 2020年12月6日
URPを使った時の四方山話をつらつらと載せてます #Unity_LThttps://t.co/xRj2aVMCS5
URPをプロジェクトに導入したときのお話です。
導入した時に起きたこと
・シェーダーの種類がそもそも変わるのでマテリアルが壊れる
一応自動で変換はできる、できないものはシェーダーを書き直す
・UIが表示されなくなる
当時はURPがカメラスタッキングに対応していなかったため
レンダラーを拡張して対応
・ポストプロセスの要望
特定のオブジェクトにのみブルームをかけたいという要望がありました
こちらで解決
オクルージョンカリング導入時のバグ
カメラスタッキングが使えるようになったので、UI用カメラを追加したがレンダリングがおかしなことになった。
報告したらIssueTrackerに追加されました。(Voteしてくれると喜びます)
LT#3 Terrainで穴が掘れるようになった話
Terrainで穴を掘るお話。
昔のTerrainは穴を作ることができませんでしたが、今はTerrain Holeからぐりぐり作れるようになっています。
ただし天井部分は別途用意する必要があります。
Probuilderを使うことでUnityのみで完結できます。
Terrainの使い方についてはこちら
LT#4 PUN2Taskについて
公開しました#unity_lt
— とりすーぷ@Vket5 UdonCube (@toRisouP) 2020年12月7日
Pun2Task PUN2をasync/awaitで使えるライブラリ作ってみたhttps://t.co/WdKzOFGr2F
宣伝:本を出しました
Pun2Taskを作りました。
PUN2でasync/awaitを使えるようにするライブラリです。
ログイン周りのコールバックイベントや、ルーム参加周りの処理で活用できます。
便利なのでぜひ使ってみてください。
LT#5 個人制作ゲームの話
Vtuberが登場するランゲーム「MAURUN」を作ったときのお話。
Unity Learning Material掲載不可のLTなので、
(ポロリの可能性も考え)こちらでも詳細は控えさせていただきます。
LT#6 積み上げ棒グラフ式のゲームリザルトを作る
積み上げ棒グラフのリザルト画面を作る&いい感じに音をつけるhttps://t.co/4ozTRmFPq8
— ichijo (@Takaaki_Ichijo) 2020年12月7日
先日の #unity_lt の死霊です
デモリッションロボッツKKを開発中です。
このゲームを作っている過程で調べたことのまとめです。
Layout Groupで積み上げ棒グラフ(多段階で伸びるバー)を作る方法と、
ADX2を使ってグラフが伸びている時のループ再生やピッチ変更などの処理をデータ側に持たせる方法について。
おまけ
クラフトビールにハマっているようです
LT#7 2020年 Unity Package Manager まとめ
本日の「【年末だよ】Unity お・と・なのLT大会 2020」にて動画登壇した際のスライドです。
— もんりぃ先生 (@monry) 2020年12月6日
---
2020年版 Unity Package Manager 更新点まとめ #Unity_LT #unity #unity3d https://t.co/z2bI46Ia19 @SlideShareより
PackageManagerの機能追加・変更についてのまとめ
機能追加
・AssetStoreの統合
・Git/tarballのサポート
条件を満たすGitリポジトリやtarballを指定可能になった 2020.1からはサブディレクトリも
・認証設定のユーザ毎管理をサポート
・Scoped Registriesの設定がUIからできるようになった
・非依存パッケージ情報の表示
どこから参照されているかが表示されるようになった
・パッケージのインポート、コンパイル前後のイベントの追加
変更点
・PreviewPackagesの設定場所がProject Settingに移動
・SCP形式のGitURLをサポート
・Package ManagerのUIがエディタ組み込みに変更された
・Previewパッケージを使っているいると強調してくるようになった
LT#8 Mobile3D(2D)テンプレートと モバイル向けパッケージ紹介
📝先ほどビデオ登壇でトークしたので資料公開します〜 #Unity_LT | Mobile3D(2D)テンプレートと⁰モバイル向けパッケージ紹介📱 - Speaker Deck https://t.co/pUybjKMouW
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) 2020年12月6日
UnityHubからプロジェクトを作成するときに新しいテンプレートが選べるようになりました。
今回は新しく追加されたMobileテンプレートは何が違うのかというお話。
このテンプレートにはモバイル開発に最適なプロジェクト設定と、パッケージが追加されています。
Android Logcat
エディタ上でLogcatを見たりキャプチャができる
Mobile Notifications
ローカル通知を実装するためのパッケージ、
AndroidとIOSで実装方法が異なります。
青木ととチャンネルで動画が公開されています。
LT#9 ヒモに頼らないArbor3使い倒し
きょうのLT大会2020で発表したArbor3の危ない遷移技の紹介スライドです(ファイル置き場変えます、すみません)#Unity_LT #unity3d
— D.N.A. (@dnasoftwares) 2020年12月6日
PDF: https://t.co/AKwVpVtgHv
PPTX: https://t.co/Wmgc7had6o
PPTXはArbor風プレゼンテンプレを使いたい人向けです(
Arbor3では、普通は状態遷移をStateLinkで表現しますが、それに頼らない遷移方法についてのお話。
実はAPIが用意されているのでいろいろできます。
ステートの参照を取得、指定のステートに強制遷移、一つ前のステートの取得、今のステートの取得など。
サンプルはこちら
※可視化されないため可読性が下がります。もしもの時に使いましょう。
LT#10 アニメーションエディターUMotionがいいぞ
本日のLT資料です。UnityのUMotionについて発表させていただきました!
— yunoda@VirtualMarket5 (@yunoda_3DCG) 2020年12月6日
UMotionのストアリンクはこちらです。https://t.co/nq7qE3oyCR#Unity_LT #unity #gamedev #UnityAssetStorehttps://t.co/VEcD4Ofkgl
アセット UMotionProの紹介
モデリングソフトになれていない人におすすめのアセット。
IKの設定が簡単で、既存のアニメーションクリップを改造できる。
UMotionProはいいぞ
・モーションやポーズの手直しが割と簡単
・無償版だとIKやクリップのインポートが制限されているので微妙
・高度なリグでアニメを作りたいのであればモデリングソフトで
一通りの使い方は記事をこちらにまとめてあります
LT#11 フォントを読む話
Unityで文字を3Dで表示する機能を自作した時のお話。
TrueTypeFormatの読み込み、アウトラインのメッシュ化、OpenTypeFormatの読み込み、ベベル処理などなど
フォントの読み込み関連で参考になる資料
TrueType Fundamentals: TrueTypeフォーマットの概要
OpenType Specification: TTF/OTFの仕様
にせねこメモ: TTF/OTFのロードの仕組みを詳しく解説している
T2FAnalyzer: フォントファイルの中身を解析するツール
作成した3Dテキストを表示するアセット
フォントのアウトラインの点群を読み込むためのアセット
LT#12 僕とターンとFPSと(Unityで作るすごろく)
ゲーム企画3点セット、ゲームデザイン・ゲームメカニクス・ナラティブに関するお話。
2枠分の内容なので詳しくはスライドが公開されてからご覧ください。
紹介されてた本
ゲームメカニクス おもしろくするためのゲームデザイン (Professional Game Developerシリーズ)
- 作者:アーネスト・アダムス,ヨリス・ドーマンズ
- 発売日: 2014/02/08
- メディア: Kindle版
LT#13 イタリア人Unityデベロッパーが、日本人映像作家にUnityを使わせてみた
日本人映像作家にどうやってUnityを使わせたか
無理やり使わせた
しかしなかなか使い続けるようにはならなかったので、Unite Melbourneに連れて行ったりしました。
他、シーンビューのカメラ操作など映像作家向けの使い方をメインに教えました。
使わせてわかったこと
Unityは映像作家をパワーアップさせる
その他 雑談
・来週は積みアセット消化もくもく会があるらしい
・ビールのアセットが話題
・つかさんさんはしゃべんないと死ぬ
過去のレポはこちら
間違っている箇所、消してほしいツイートがありましたらコメントにお願いします。