Raspberlyのブログ

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Unityネタをメインとした技術系ブログです。にゃんこ大戦争や日常なども。そろそろブログタイトル決めたい

【勉強会レポ】: Unity エフェクト完全に理解した 勉強会

勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「Unity エフェクト完全に理解した 勉強会
会場はDeNAさんです。

unity-fully-understood.connpass.com

ハッシュタグ : #Unity完全理解

 

Unity ○○完全に理解した勉強会とは

Unityの特定の機能やサービスをテーマにした勉強会です。

今回のテーマは「エフェクト」です
範囲めっちゃ広い

 

 

過去のレポはこちら

raspberly.hateblo.jp

 

 

アーカイブはこちらから

youtu.be

 

以下トーク内容のまとめ

 

【ショートセッション1】マテリアルアセットレスな エフェクト制作環境を目指して

いい感じのエフェクト(ParticleSystem)を量産する環境を作ろうという内容。

一般的なエフェクトPrefab作りでつらいところ

  • 使えるマテリアルを探すのがつらい
  • 微妙にパラメータの違うマテリアルが増え続けてつらい
  • 汎用的に使われているマテリアルのパラメータを変えてしまう危険がある
  • PrefabができるころにはPrefab以外のアセットにも変更が入ってします

これらを改善するためワークフローを変えてみる

ワークフローの改修

  • 作成時にパラメータ調整用のコンポーネントを自動でアタッチさせる
  • マテリアルもコンポーネントが動的生成する
  • 副次効果としてGradientも使いやすくなった
  • マテリアルのパラメータ調整はコンポーネントでできるので、マテリアルの場所などを気にする必要がなくなる

 

まとめ

マテリアルを動的生成し、エフェクトPrefab量産をしやすくするツールを開発しました
PrefabVariantがEmitterのVariantとして使えるのも大きな発見だった

 

 

ショートセッション2ごっこランドのエフェクトライブラリ

キッズスターのごっこランドを支える自社エフェクトライブラリの紹介。

www.kidsstar.co.jp

 

ライブラリのいいところ

upmパッケージとして各プロジェクトからアクセス可能
Unityの機能で完結しているデータを格納している
Unity上でサイズや尺を調整可能

 

その他エフェクト実装用自社ツール・機能の紹介

・Timeline上でParticleが放出されている時間を可視化

・タップした時の反応をアニメーションデザイナーだけで設定できる仕組み

・OrderInLayerをHierarchyに可視化する機能

 

 

 

【LT1】 音を極めろ!オーディオエフェクト

AudioMixerでエフェクトを適用し、SnapShotで切り替えようというお話

超ハイテンポ、詳しい資料が公開されているのでここを見よう

qiita.com

 

 

 

 

【LT2】VFXGraph, ParticleSystemの舞台裏!! バックボーンのShader, Bufferを解剖

VFX Graphの吐き出したコードを読めるようになろうというお話。
VisualEffectAssetは、ComputeShaderとマテリアルとレンダリング用のShaderでできていて、
主要な処理はShaderの中で行われている。

 


各ノードの解説などは動画を見た方がいいかも。

 

 

 

スポンサー紹介

株式会社ディー・エヌ・エー

今回の会場・フード担当

Game Developers Meetingというイベントを開催しています
他イベントを開催予定です

godot-jp.connpass.com

 

 

株式会社キッズスター

www.kidsstar.co.jp

今回のドリンク担当
ごっこランドという知育アプリを運営している会社です。

www.kidsstar.co.jp


興味のある方はWantedly@monryまで連絡くださいとのこと
特にディレクター職を募集中らしい

www.wantedly.com

 

 

株式会社ヘッドハイ

今回の広報担当

Indie Developers Conference 2024を開催予定です

indiedevconf.jp

 

 

 

 

懇親会

フードとドリンクが用意されました。

 

 

今回は「普段使っているエフェクト制作ツール」でエリア分けが行われました。
コードでエフェクト作成?そんなことできるの?

DeNAベイスターズの優勝記念で会場にはたくさんお花がありました。
会場全体がすっごくいい香り。

 

 

以上です。

【イベントレポ】: デジゲー博2024

イベントのレポート(メモ)です。
参加したのはこちら、「デジゲー博2024

digigame-expo.org

ハッシュタグ#デジゲー博



デジゲー博とは

インディーゲーム&同人ゲームをメインとした展示・即売会です。
スマホゲームだけでなくPCゲーム・VRゲーム・アーケードゲームと、幅広いジャンルがそろっています。

 

 

過去のレポはこちら

raspberly.hateblo.jp

 

 

 

※以下体験させていただいたサークル及び作品の紹介です。
※掲載している写真は全て許可を得て撮影しています。

 

【B-12a】青木とと

リズフリたん!」を体験しました。
リズムに合わせてボタンを押すリズムゲームですが、押すボタンを暗記するのが特徴
曲に合わせて画面が動くので結構混乱します。

タイトル画面などにある、カーテンを引くような画面遷移がオシャレでいいですね。
最初のキー配置を自分好みに設定できるのもおもしろい。

 

unityroom版もあります

リズフリたん! | フリーゲーム投稿サイト unityroom

 

 

 

 

 

【C-11a】スタジオ・スカイ・ライラック

パズルゲーム「食うか食われるか」を体験しました。
食材を調理し、作った料理で得られるポイントを規定値までためればクリアという内容。


食材はそのままでは調理できず、レモンであれば包丁で切る、きゅうりはザルで洗うといった事前準備が必要、包丁やザルのリソースを管理しながら調理していきます。
落ちモノ要素があり、同じ食材が一列にそろうとまとめて消し去り一気にリソースを回復することも。

 

最初は結構難しく感じましたが、なれてくるとすごく面白くなるタイプのゲームです。

 

 

 

 

【C-15a】Kokoro × Machina

無口の口無」を体験しました。
中二病だった主人公が同窓会を通じて青春を取り戻すゲームです。
同窓会でかつての同級生と会話をしていきますが、会話がカードゲームになっていて、
指定のターン以内にうまく会話をつなげてポイントを稼いでいきます。

 

たくさん稼げるカードほどメンタル(ライフのこと)を失うのでうまく調整するのがポイント。
会話をするたびメンタルがすり減る、厳しい世界
会話をすると新しいカードが手に入るので、積極的に会話をして語彙力を鍛えていきたいところですが、
会話後もメンタルが引き継がれた状態なのでうまくコントロールする必要があります。

 

Steamで配信予定

 

 

 

【C-17ab】Danchi Days

アドベンチャーゲームDanchi Days」を体験しました。
かつて団地で開催されていた夏祭りを復活させるため、主人公と相棒のカッパが奔走するゲーム。

 

感覚を使ったミニゲームで悩み事や問題を解決したり。
パソコンを使って情報を集めたり、メールのやり取りができたといろいろできそう。
人との会話や物を観察するとインターネットで検索できる単語が増えていきます。

 

意味深な終わり方と、尺の都合上省かれたカッパとの出会いが気になる~
GBAチックなグラフィックも特徴的。
主人公がスマホではなくパソコンを使うあたりレトロ感に力が入ってそう。
(ゲームジャンル名も「"平成レトロ"団地アドベンチャーゲーム」)

 

Steamで配信予定

 

 

 

 

【D-01b】Chiptune,Inc.

蜂とアヴァンギャルド」を体験しました。
秘密組織のスパイとして活動するアドベンチャーゲームです。
ADVパート・探索パート・推理パードに分かれていて、探索パートでは現場を調査、
推理パートでは探索パートで得た情報をもとに何が起きたかを推理していきます。

 

序盤のみ体験でしたが推理パートがすごくかっこいい。
ペルソナシリーズを参考にしたとのこと。

 

烏多川さんが好きすぎる。
Steamで配信中、続編の2も配信予定

カッコイイクリアファイルも買っちゃったよ

 

 

 

【D-05ab】アクションパレット

Ashen Blade」を体験しました。
敵の攻撃をタイミングよくガードし、パリィで戦う剣戟アクションゲームです。
なんですが、この手のゲームになれてるせいであれこれ動かす前に爆速でクリアしちゃった...

 

unityroomでプレイ可能

Ashen Blade(Demo) | フリーゲーム投稿サイト unityroom

 

 

 

【D-09a】Game for IT

パズルゲーム「Tashikani」を体験しました。
数字が書かれたブロックを積み上げ、縦横のブロックの合計値が10の倍数になると合体するゲームです。
システムはかなりシンプルですが、まとめて合体した時の爽快感がすごく、
数字がだんだん大きくなっていくのも気持ちいい。

 

 

SteamとGooglePlayで配信中

play.google.com

 

 

 

 

【E-05a】ReriseGames

アクションゲーム「STREAM STRATOS」を体験しました。
攻撃は自動で行われ、プレイヤーは敵からの攻撃を回避したりガードで防いでいきます。
特定の攻撃をガードするとスコアが増えるので、回避とガードを使い分けるのがポイント。

 

サイバーチックなエフェクトと、スケートで滑るような移動がかっこいい。

 

Steamで配信予定。

 

 

 

【E-08b】MONO ENTERTAINMENT

体内時計ローグライクClock Rogue」を体験しました。
攻撃・防御などのアクションを体内時計で行う斬新すぎるゲームです。
ストップウォッチ風のコマンドラインに、攻撃や防御などのアクションが割り振られていて、行いたいアクションに合わせてボタンを押します。
(2.0~2.4秒に攻撃が割り振られていたら、そのタイミングにボタンを押す感じ)

 

ローグライク要素もあり、敵を倒すごとに新しいアクションを入手しコマンドラインに配置していきます。
(強力なアクションほど猶予時間が短く狙うのが大変というバランス)

 

Steamで配信予定

 

 

 

【E-10b】うどんぱ

ウンコテクニカ」を体験しました。
ウンコを操作するアクションゲームで、自動で動くをウンコをお尻から射出し、便器まで導きます。
自分でも何書いてるかわからん

 

カスタマイズ要素が謎に豊富で、ウンコの見た目、ジャンプのエフェクト、二つ名を購入して自分好みにできます。
ウンコの二つ名・・?

 

Steamで配信予定

 

 

ブラウザでもプレイ可能

www.freem.ne.jp

 

 

【E-11b】Maroru Games

Skateboard Knight」を体験しました。
スケボーに乗った騎士を操作し、3つのレーンを切り替えながら攻撃とドロップ品の回収、敵との接触を回避していきます。
ローグライク要素があり、レベルアップごとにリワードを獲得し、能力強化や魔法攻撃の獲得、バフの発動など多彩のビルドを組めます。
同時に複数の魔法攻撃が発動すると画面がとにかく派手。

 

ステージもたくさんあるみたい。

Steamで配信予定

 

 

 

 

【E-12a】bitman_games

リズムアクションゲーム「ClockBeat」を体験しました。
ビートに合わせて移動とジャンプをするゲームで、ビートが合わないと行動ができません。
失敗すれば焦るが、焦れば焦るほど失敗しやすくなるため、落ち着いたプレイが求められます。

 

なかなかビートに乗れずに苦戦しましたが、ノリノリで移動やタックルができた時は気持ちいい。

 

 

 

【E-12b】め組ゲームズ

Xユーザーの悟@デジゲー博2024【E-12b】さん: 「設営完了しました! 果たしてどれほどの方に試遊してもらえるか… 緊張しております🫨 #ベジタイピング #め組ゲームズ #デジゲー博2024 https://t.co/Se33of6p2f」 / X

タイピングゲーム「ベジタイピング」を体験しました。
タイピングで野菜を収穫するゲームです。
最初は野菜の名前だけかと思いきや後半はかなり長めの言葉や怪文書まで飛び出します。
終了後、ミスしがちなキーを教えてくれるもおもしろい。

 

 

ブラウザでプレイ可能

gamecreator-satoru.com

 

 

 

 

【E-14a】Liquid Brain

アクションゲーム「FaunaBargain」を体験しました。
岩の姿をした生命体を操作し自然の中で生きていくゲームです。
フィールド上には食べられるエサがあり、それらを捕食しながら生きていきますが、
自身もより上位の捕食者に食べられる危険があるため、うまく岩に擬態しながら立ち回ります。

 

捕食者は近くにいると音が聞こえるので通り過ぎるまで待たなければいけませんが、その時の緊張感がいいですね。
エサは植物?のような見た目をしていますが、これらも周囲に擬態しているため、食べる食べられるの生態系が感じられる作りになっています。

 

 

 

 

【F-03ab】ニンジャム!

オンライン対戦ゲーム「ニンジャム!」を体験しました。
最大4人で遊べる対戦ゲームで、オンラインのほか1の画面でみんなと遊べます。
相手を倒し生き残った人が勝つバトルロワイアル方式で、飛び道具と近接攻撃で戦います。
飛び道具は相手を怯ませ、近接攻撃は一撃で相手を倒せます。

 

対戦ステージは複数ありますがそれら全てに特徴的なステージギミックがあります。
乗ると床が壊れたり、足場が動いたり、ボタンを押したら罠が作動したりと。
アイテムも豊富で、巨大化したりバリアを張ったり攻撃が変化したりとカオスな対戦を楽しめました。

 

Steamで配信予定

 

 

 

【F-10ab】ラビットガーデン

バリバリぶんぶん!」を体験しました。
最大4人で争う対戦ゲームで、鉄球を振り回し相手にダメージを与えます。
鉄球は大きく振り回すほど衝突時のダメージが大きくなります。
4人ともぶんぶんしながら間合いを見極める緊張感が良い。

 

とてつもなくでっかいモニターでプレイしましたが迫力抜群でした。
搬入が大変そう

 

 

 

【Y-10b】☆ぽむぽむ支部

スマホゲーム「ミテとる」を体験しました。
アイトラッキングで操作するゲームで、青いスライムは見つめて攻撃、赤いスライムは見てはいけないというシステム。
必殺技があり、口を開けるとでっかいビームで全ての敵を薙ぎ払うことができます。
爽快感がすごい!

 

ゲームの都合上、複数の人間がカメラに映るとよくないらしく、
展示が結構大変そうでした。

 

 

 

【Z-06】Phoenixx

パズルゲーム「Electrogical」を体験しました。
デコボコの形をしたピースをつなげていき、電源からゴールまで指定の電力を届けるゲームです。
ピースはそれぞれ四則演算が書かれていき、ゴールの値とピッタリになるようつなげていきます。

 

クリア時に全てのピースから猫がぐにょーんと出てくるのがかわいい。

 

Steamで配信予定

 

 

 

 

 

以上です。

【イベントレポ】: 東京ゲームダンジョン6

イベントのレポート(メモ)です。
参加したのはこちら、「東京ゲームダンジョン6

tokyogamedungeon.comハッシュタグ : #東京ゲームダンジョン#東京ゲームダンジョン6

 

 

東京ゲームダンジョンとは

インディーゲームの展示会です。
作品の試遊や購入、開発者との交流がメインのイベントになります。

こちらで体験したゲームの感想とか書いていきます

 

 

Steamのイベントページもあります

store.steampowered.com

 

 

過去のレポはこちら

raspberly.hateblo.jp

 

 

 

※以下体験させていただいたサークルおよび作品の紹介です
※掲載している写真は全て許可を得て撮影しています
(人が写っている写真はトリミングやぼかしなどの加工をしています)

 

【A-3】ガンナーちゃん! / kido

ガンナーちゃん!」を体験しました。トップダウンのガンアクションシューティングゲームです。
銃による遠距離射撃と近接攻撃を駆使してロボットをせん滅していきます、ローグライク要素もアリ。
キャラクターは2Dですが、フィールドは3Dで奥行きのある動きが可能。
フィールド内の障害物を近接攻撃でバラバラに破壊できるのも気持ちいい
こういう要素があると全部破壊して回りたくなりますね。


ゲームクリア時、ゲームオーバー時のキャラクターアニメーションがすごい!

 

 

Steamで配信予定

 

 

 

【A-4】SHOJING(ショウジング) / Kafka Games

SHOJING ショウジング」を体験しました。ネコを操作し障子を破るゲームです。
障子は模様によって得点が違うため、マウス長押しで高さを決めタイミングよくジャンプします。
当然人間が阻止してくるのでうまくかわしながら障子を破っていきます。
コンボをつなげると空中を猛ダッシュしながら破っていけて気持ちいい。

 

メニュー画面で腕をグルグル(いとまき)しているのがかわいいですね。

 

Steamで配信予定

 

 

 

【A-7】MAHOROBA CAT / りりぃカンパニー

MAHOROBA CAT」を体験しました。
旅行しながら神羅万象(ねこ)を撮影してコレクションしていくゲームです。
町にはショッピングモールや靴流通センターなど様々なランドマークがあるため探索が楽しい。

 

中に入れる建物も多く、入退室時は地形がグルングルン回る。
体調の概念があり、写真撮影に夢中で水分補給を忘れると倒れちゃう。(倒れた)

 

Steamで配信予定

 

 

 

 

A-10】ロープくんアドベンチャー / Kei26

ロープくんアドベンチャー」を体験しました。ロープを使うアクションアドベンチャーゲームです。
ボタンを押すとその場にロープを打ち付け、そのまま移動することでロープを張ることができます。
これで仕掛けを解いたり、敵をぐるぐる巻きしたりと独特なアクションができます。
敵が締め上げられるとギューっとなるのがいいですね。

 

ロープくんのぬいぐるみもある

 

 

Steamで配信予定

 

 

 

【C-7】ZAKO NO AHIRU / FUファイターズ

ZAKO NO AHIRU」を体験しました。水を吹くアヒルを操作する登山ゲームです。
このゲームの特徴はプレイ中メスガキが煽り倒してくることで、プレイに合わせて実況風にあれこれ言ってきます。
ヒルはまん丸ではなく、見た目通りの当たり判定をしているので操作性が結構独特、かなり難しい。

 

煽りのバリエーションも豊富、うろおぼえですが、
せっかくのゲームダンジョンなんだからとっとと諦めて違うゲームやりにいけば?」的なこととか、

 

プレイに夢中になると思わず姿勢が前のめりになりがちですが「そんな前のめりになってどうしたの~?」とか、
通行人のみなさ~ん、コイツのヘタクソプレイ見てあげて~♡」とブース近くの人に聞こえるように言ってきたりとやりたい放題。

 

 

Steamで配信予定

 

 

 

【E-10】全国冒険活動記録 / 全国お出かけシリーズ

全国冒険活動記録」を体験しました。横スクロールアクションゲームです。
ジャンプとショット攻撃を駆使して進みます。
ツタ登りや動く足場などのアスレチック要素に、中ボスキャラなどギミックも豊富。
一部のキーアイテムはゲームオーバー後も所持したままなどユーザーフレンドリー。

 

各ワールドで倒したボスキャラクターをプレイヤーとして操作することができるんですが、
それぞれ攻撃やジャンプ力、モーションが異なっているのもいいですね。
ステージのロケーションもかなりありました。

 

 

【E-11】Byte Survivor / minmuu games

Byte Survivor」を体験しました。ヴァンサバライクなゲームです。
貧乏な少女を操作し電脳世界でお金を稼ぎ脱出するのが目的。

 

明るさという要素があり、明かりを強化して行動範囲を広げたり、
敵以外にフィールド内にある鉱床のような所からお金をマイニングしてお金を稼ぎます。
電脳世界が舞台なので全体的にサイバーチックですが、超アナログな貯金箱のギャップがかわいい。

 

Steamで配信予定

 

 

 

【F-7】エアホッケー ゆうしゃとマホウの森 / イモタベルカ

エアホッケー ゆうしゃとマホウの森」を体験しました。森の動物とエアホッケーをするゲーム。
ゲーム実況界隈で有名なあのエアホッケーの新作です。
今回はなんと魔法要素があり、テーブル上に障害物を配置したり、
炎を飛ばして離れた位置にあるパックに干渉したりとゲーム性が大幅パワーアップ。
キャラクターデザインも今風になっています。

 

ちなみに相手のトロゾウは、ゲーム開始直後パックを真っすぐ打ち込んでワンキルを狙うというキヨみたいな小賢しいムーブをやってくるので油断は禁物。

 

 

グッズも販売していて、しんたろうの缶バッジをゲットしました。

 

 

 

 

【G-19】プロジェクトカガリ / ぬくもりロボット工房

プロジェクトカガリ」を体験しました。

 

前回の展示と同じタイトルですが、ゲームシステムやシナリオが変化していました

raspberly.hateblo.jp

寒さにより他の「ニンゲン」がいなくなった世界が舞台。
今回の展示では、デッキを構築してオバケ退治をするというゲームでした。
カードによって相手の戦意を減らしたり、こちらのライフを増やしたり、パートナーの助けを借りたりできます。

 

呼び出したパートナーによっては、相手をうまい具合に丸め込んで穏便にバトルが終わったりも。

 

 

 

【H-8】モノクロルートクリエイター / Monogames

モノクロルートクリエイター」を体験しました。モノクロ世界を舞台にしたパズルアクションゲーム。
自分と同じ色のブロックにのみ衝突し、違う色のブロックはすり抜けるのが特徴。

 

ブロックを足場にしてゴールを目指しますが、ブロックの移動だけでなく色を変えて新しい足場にしたり、
場合によっては自分の色を変えて床をすり抜けて移動するといったテクニックもありました。
落ちそうになった時のモーションがかわいい。

 

 

 

【H-20】ぷにウォーズ / ぷるていん

ぷにウォーズ」を体験しました。ヴァンサバライクゲームです。
「ぷに」とよばれるスライムを引き連れ、能力を強化しながら多くの敵と戦うゲーム。
「ぷに」の種類は多く、ビームを撃ってくれたり地上を爆走したり上空から砲撃してくれたりと豊富。
能力を強化するとてつもなく派手な攻撃を連発できるので楽しい。画面がみえねぇ!

unityroom版もあります

unityroom.com

 

 

 

 

【J-4】Re:VER PROJECT -TOKYO- / 東映アニメーション

Re:VER PROJECT -TOKYO-」を体験しました。2DスクロールサバイバルADVゲームです。

まず目を引くのがハイクオリティなピクセルアート
街並みや辺りを行きかう人々がとてもきれいに描かれています。
ブースの前を通る人々が思わず足を止めて見入ってしまうレベル

 

 

主人公はお金を持っておらず、一部物々交換はあれどお店で食べ物や薬を買うことはできず、
道にあるゴミ箱や廃墟を漁って飢えをしのいだりクラフト素材を集める必要があります。
ゴミを漁っているところを通行人に見られると怪しまれ、人が通り過ぎたタイミングで漁るなど工夫も必要。
普通の街が舞台なのにサバイバルゲームとして成立しているのがすごい。

 

 

Steamで配信予定

 

 

 

 

 

イベントの感想

今回で6回目の参加ですが、これまでで一番人が多く感じました。(14時くらいからは落ち着いてきた)

 

特にすごかったのはやはり「【G-20】でびるコネクショん / ちゃおちゃお亭」ですね
最初から最後(イベント終了時)まで常に行列ができていました!
こちらのブース、東京ゲームダンジョン外伝でも行列ができていましたが、今回はそれ以上の人数。

他「【J-10】さいはて駅 / びぶ」も行列ができてた印象。
A1~4、C9~10、右下(I17~20, J1~10)は結構混んでましたね。

新しく会場中央の横一列がチラシ置き場and休憩スペースとなっており、
目当てのブース位置の確認、荷物整理、情報交換など大いに賑わっていました。

 

 

 

 

いつものホワイトボード

 

 

 

 

 

以上です。

 

【勉強会レポ】: unity1week online共有会 #16

勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「unity1week online共有会 #16」

u1w-sharing.connpass.com

ハッシュタグ : #u1w共有会

 

アーカイブはこちら

youtu.be

 

unity1week共有会って何?

unity1weekでいろんなゲームを遊んでいると
「どういう実装をしているんだろう」「どんな人が作っているのか」など気になることがいっぱい!

それら気になることを直接聞けばいいじゃん!というのがunity1week共有会の始まりで、
みんなで学んで成長することが趣旨です。

unity1weekについてはこちら

Unity 1週間ゲームジャム | フリーゲーム投稿サイト unityroom

今回は7人の発表者にトークしていただきました。

 

過去回はこちら

lycoris102.notion.site

 

 

 

 

 

 

以下各LTの感想とか簡単なまとめ

 

LT1 : Unity触って半年にも満たない僕が1週間でゲームを作るという無謀な戦いに挑むためにやったこと

ゲームを作るうえで行ったことをTipsとして紹介

Tips 0.力を入れるところと抜くところ

こだわりたい部分を決めよう、それ以外はどうやって手を抜くか考えよう

 

Tips 1.手を抜いた背景

どうせ弾で埋めつくされるのでUVスクロールさせるだけ
応用が以外ときく

 

Tips 2.弾幕はアセットを活用

弾幕を作りこむと時間がかかるのでアセットを活用
時間は金で買うもの

 

Tips 3.エフェクトもアセットを活用

自分のプロジェクトのレンダリングパイプラインに対応しているかは確認しておこう
VFX GraphはWebGLで表示できないので注意(Unity 6からは対応)


ゲームの世界観に合うように適宜編集してみよう

 

Tips 4.演出はDOTweenが便利

演出はDOTweenを使うと簡単に作れる

 

まとめ

完璧よりもまずは作ることが大事
Unityには使える手段がたくさんあるので気軽にゲーム作ろう

 

 

 

LT2 : ホラー映画に学ぶ 『良いホラーゲーム』の作り方

こちらの書籍を踏まえて意識した方がいいことについてのまとめ

 

テラーとホラーの違いを意識する

テラー:何かが起きそうでびくびくしている状態

ホラー:何かが起きてしまった後、私たちが示す反応・結果

 

何かのホラーイベントが、起きる前が「テラー」、起きた後が「ホラー」
テラーからホラーへの流れを繰り返すがセオリー
意識したいポイントは、テラーからホラーへの流れを盛り上げること

 

テラーパート

「不安」を煽って、プレイヤーに「嫌な予感」をさせよう
恐怖を煽った分だけ乗り越えた時の満足感が上がる

  • ミニホラーイベントを散りばめる(電気がつかないなど)
  • 音響効果をうまく使う(タイミングよく無音を使うとメリハリが生まれる)

 

ホラーパート

ホラーイベントが起きた後は「逃走」か「闘争」が発生
「逃走心」または「闘争心」を刺激して盛り上げよう

  • 制限時間を設けてプレイヤーを焦らせ闘争心を刺激するなど

 

まとめ

  1. 「テラー」から「ホラー」の流れを盛り上げる
  2. テラーパートでは「不安」を煽ってプレイヤーに「嫌な予感」をさせる
  3. ホラーパートではプレイヤーの「逃走心」または「闘争心」を刺激する

 

 

 

LT3 : だいたい1週間でゲームを作るには

シナリオ担当目線でのチーム制作の話

 

  1. チーム制作で意識していること

    ・チームとしての目標を定める
    ・メンバーを尊重する

     細かい指示はせず、メンバーに裁量を持たせる
     前向きなコミュニケーションをとる、モチベにかかわる

  2. ゲームの企画を決める
    全員が作業着手できるラインまでの企画を決める
  3. 要件に合った設定
  4. メンバーのアイデアを活かす
  5. 最低限の要件を考える
  6. 要件に合ったシナリオを書く
    面白いかどうかを考えてはいけない、一旦描書き切る
  7. Unityに組み込む
    プログラム担当に合わせる、人によってやりやすさは違う

まとめ

  • チーム制作なので自分だけのゲームではないことを意識する
  • 仕事ではないので楽しむ
  • 無理せず健康的に作る
  • 相手に合わせることで学べることもある

 

 

LT4 :  flappy snipe angel 開発でのあれこれ話

開発中に意識したことや気づきについての紹介

 

このゲームを作ろうと思ったきっかけ

元ネタは過去の没ネタ、これを活かした

note.com

シューティングゲームだと難しそうなので、
ゲームを遊ぶ前のハードルを下げるために、flappy birdを前面に出した

 

カードの話

カードに良い効果と悪い効果をつける
リスクとリターンの点数付けを行い、
リスクの高い効果が抽選された場合、リターンの高い効果が抽選されやすくしている

 

バランスの話

リスクとリターンが等しい関係にある=バランスが取れているではない
あえて隙のある(攻略法がある)点数化を行うことで、攻略法を見つけた時の手ごたえを感じてもらう

 

正解をほめる

このゲームの正解はスコアを稼ぐことと定義しています
そのためスコアを256倍まで上げられるようにした、プレイヤーが驚くように

 

作者の中で正解があるゲームであれば、うまくいったときに気持ちよくなる反応を返す

 

 

 

 

LT5 : Miroで乗り切るダブル実装体制

タスク管理の話

Miroというアプリを使いました

 

ゴールを3段階に分ける

  • 1st ゲームループ
    ゲームとして発表できる状態
    なくても成立する要素は2ndで
  • 2nd ギミック
    ギミックを追加したり、ステージを増やしたり、BGMを追加したり
  • クオリティ向上
    ゲーム全体のデザイン改善や演出など

 

段階を分けると安心感が得られる、1stさえ終われば出せはする
1st、2ndで遅れている作業があれば手助けしあえる

Miroの感想

少人数短期間の開発にほどよい
ホワイトボードにいっぱい書いていくのはunity1weekに規模間にあってる

 

共同開発の感想

共同開発は楽しい

 

 

 

LT6 : 「咏泉返し」の術式

コンセプト

お題が「かえす」ということで、「本を繰り返し読み返す」というコンセプト
あまり開発期間がとれなかったので、既存にジャンルに乗っかりたい

→ゲームメカニクスから8番ライクに乗っかることに

 

 

裏のコンセプト

個人開発なので市販のゲームができないことをしたい
→ゲーム自体を「呪物」として成立させたい

 

呪物として成立させるとは、

  • ゲームを遊ぶことでプレイヤーに呪いがかかること
  • プレイ後、プレイヤーの生活に影響を与えること
呪いとは

「呪われている」と思い込ませること
ミスが誘発されたり、行動が制限されたり、無関係な現象を紐づけて考えてしまったりする状態

 

ゲームの構造

「ゲームの中にある「本」の物語を読む」という構造。
「これはゲームである」という認識と、「これは本である」という認識があり、
これが呪いに対する結界として機能している。

この結界を破壊するために、「私」という存在をゲーム内と本の中に用意する。
本の中で「これは私自身の物語である」と明記し、現実世界のプレイヤーと本の中の「私」をつなげる。
この状態で本の中の「私」を攻撃すると、それがプレイヤー自身に対する呪いになると考えた。

 

解呪の方法

破壊した決壊を復活させればよさそう。
エンディングで、プレイヤーに「これはゲームである」ことを思い出させた。

 

 

 

LT7 : 初心者「ゲームシナリオって難しい…」

システム主体の開発からシナリオ主体の開発へ切り替えた体験談と気づきについて、
ゲームシナリオと設計に注目したLT

システム主体の制作

最初の方針決めで、シンプルな操作で遊べるゲームを作ろうと思い立った
テーマからゲームのシステム要件に沿ってシナリオを考える

 

転機

製作途中のゲームプレイで、エンディングの種類が多いという感想をもらった
9個のエンディングは多い、多いと制作もプレイも大変
9個のうち8個がバッドエンド予定なのでネガティブな印象になる

→シナリオを根本的に見直すことに

 

シナリオ主体の制作

シナリオ分岐の見直し
登場人物の相関図、世界観も固まり、世界観が固まると演出も決まる
それに合わせてシステムも変更

 

 

まとめ

ゲームシナリオとシステムはつながっている、
ゲームシナリオが決まると世界観が決まり、
世界観が決まると演出が決まり、
演出が決まるとシステムも決まる

 

最初に両方を詰めておくとスムーズ

 

 

 

 

 

感想

どのLTも素晴らしいですが、
個人的にささったのが「LT2 : ホラー映画に学ぶ 『良いホラーゲーム』の作り方」です。
ホラー映画、ホラーゲームの作り方が言語化されててとてもわかりやすかった。

 

 

以上です。

『Recolit』感想と考察

ゲームの感想と考察(解釈)記事。
今回遊んだゲームは『Recolit』です。

image-labo.com

 

どんなゲームか

 

不思議な夜の街で明かりをたよりに探索するアドベンチャーゲームです。
ゲームダンジョンで体験したことがあります。

 

あまりにも素晴らしいゲームだったので、感想・考察記事を書いちゃいました。

 

 

 

 

以下ネタバレしかないので未プレイの方はご注意ください。
まだの方は静かな夜にプレイすることをオススメします。

 

 

 

感想

ノスタルジックなストーリー

舞台は不思議な雰囲気の夜の街
幽霊のような登場人物たちのお願いや悩みを解決して物語を進めます。
主人公の目的は明かされず、町や駅など複数のロケーションを探索します。

最初は星に不時着した宇宙飛行士のお話かと思いきやそうではなく、
プレイする人の解釈にゆだねられるストーリーになっています。

 

考察であれこれ言ってますが、
そういうのを気にせず夜の雰囲気を楽しめるゲームです。

 

 

ドット絵・雰囲気

一目でわかる要素。
このゲーム、ドット絵と雰囲気作りがとてつもなく最高
どこをとっても絵になる。

 

光の表現がとくにきれいで、夜だからこそ映える

ロケーションもたくさん
生活感のある家の中や、展示物がたくさんある科学館など

 

 

インタラクトが豊富

攻略と関係ないものも含めてプレイヤーがインタラクトできるオブジェクトが豊富。
主人公の子供らしいコメントもありほほえましい。

 

特に意味はありませんが、オブジェクトをあちこち持ち運べるのも楽しいですね。
↓これはお茶の淹れ方がわからず、シャワーからお湯を注いでる場面

湿気でお風呂の照明がぼんやりしている表現すごくない?

 

 

 

 

考察

自分なりの解釈と想像を置いておきます

テレビの内容

ゲーム内に登場するテレビには、ロケットの発射成功と宇宙飛行士のインタビューが映っていました。
この宇宙飛行士は「子供の頃から宇宙に行くのが夢だった」と語っています。
同じ夢を主人公も持っていました。

 

これは、主人公の「自分もこうなりたかった」という思い、
あるいは「昔のことを思い出すきかっけになった」ものとして表されているのかなと。

 

 

 

光が当たると消えるもの

ゲーム内では光が当たると消えるオレンジ色の存在があります。
主に人物と一部のオブジェクトですが、なぜ光があたると消えるのか。
これらは「今はもうないもの」を示唆していると思いました。

 

人物であれば、今は離れて暮らしている人、なんとなく疎遠になった人など。

 

人物以外には3つのオブジェクトがこれに該当します。
土星天体模型無人探査車

 

これらの共通点は「宇宙に関係する」「科学館の奥に展示されていた」です。


科学館の奥は、主人公が少女と一緒に宇宙飛行士を目指すことを決めた場所でもあります。
つまりこれらは「宇宙飛行士の夢」を象徴するものであり、光が当たると消えるのは、
その夢はもうなくなっていることを表しているのではないかと。

 

明りに関する3つのオブジェクト

先ほど紹介した3つのオブジェクトは、明かりに関するギミックとして配置されています。
調べるとこんな文章が出ます。

 

これはなんでしょう。
暗号のようですが、科学館にある実物と比較するとこんな感じ。
ランダムな文字に置き換えられているだけっぽい。

主人公は「宇宙飛行士の夢」を忘れてしまったため、これが何なのかわからなかったのかも。

 

 

主人公が落としたものと来たかった場所

落とした(忘れてた)ものは「宇宙飛行士になりたかったという夢

行きたかった場所は「少女と一緒に星が見られる場所

 

「ここにくるまでに、なにかだいじなものを落としてきた気がする」

大人になっていくにつれ、忘れてしまったという意味。

 

 

 

科学館クリア後の独白

ここの独白シーン

  • 「ここに来たかったわけじゃない」
  • 「これじゃなんの意味もない」
  • 「やっぱり、ここには何もない」

これらは、過去の思い出の中に留まっていてもなんの意味もないことを表していると感じました。
「やっぱり」というあたり本人も薄々気づいていたのかも。

 

  • 「あの星には、何もかもあったのに」

「あの星」というのは誕生日の寸劇で登場した星のことだろうか。
今はもうない夢も、あの頃はまだあったのにという意味かも。

 

 

主人公の荷物整理

科学館クリア後、現実世界に意識が戻ってきた主人公が行う荷物整理について。

  1. 花火
  2. 交通系ICカード
  3. 科学館のスタンプカード
  4. 貯金箱

 

交通系ICカードはこの辺じゃ使えないということから、
子供のころ住んでいた場所と今住んでいる場所は離れていることがわかる。

 

スタンプカードに1つしかスタンプがないこと、「いいもの」がなにか知らないことから、
科学館ステージでスタンプカードを全て集めてたのはそういう風になったらいいなという願望・妄想が含まれていたことがわかる。

 

全ての荷物を残せない(箱の容量に限界がある)のは、思い出を全て持ったまま生きてはいけない、
大切な思い出もいつかは忘れる(捨てる)時がくるというメッセージかも。

 

 

 

すいみんするエンディング

このゲームにはルートが2つあります

  • よふかしするルート
  • すいみんするルート

荷物整理の時、最後の絵を捨てるかどうかでルートが分岐します。
絵を捨てると「すいみん」ルートに入り、家ステージには行かずエンディングです。

思い出を捨てて眠る、スタッフロールで思い出が消えていく演出もあり、
一見バッドエンドっぽいですがそうではないと思いました。

 

 

「いまはそれが、心地いい」という穏やかな気持ち。

温かいと冷たい」という言葉から、楽しい思い出もあれば悲しい思い出もあるということ。
科学館クリア後の独白もあり、思い出に囚われず過去を捨てて生きていくことは決して悪いことではないというメッセージではないかな。

 

 

 

つまりこのゲームは

引っ越しを控えた主人公が、荷物整理をしている時に懐かしい品々を見つけ思い出に耽る。
「昔住んでいた町」「海で花火をした思い出」「電車に乗った思い出」「科学館に行った思い出」...

 

そのうちかつて「宇宙飛行士になりたい」という夢を持っていたこと、その夢を持ったきっかけを思い出す。

 

という物語を描いたゲーム。

 

 

タイトルの意味

Recolit』とというタイトルはどういう意味でしょう。
こちらの開発者コメントから引用してみます。

『Recolit』というタイトルは「再び」を意味する「Re」、「"Co"llect」、lightの過去系である「lit」を組み合わせた造語です。私はゲームで遊ぶと本筋よりミニゲームやサブクエストなどに夢中になってしまうタイプで、そうした"ちょっとした楽しみ"が続くようなゲームにできれば、という思いで制作しています。ストーリーは意図的に語りすぎないようにしていますので、遊んでくださるみなさん自身の思い出などをあてはめながら自由に解釈して楽しんでもらえたらと思います。

「Re+Collect+Lit」の造語とありますね。
Litはいろいろ訳せそうですが、Re(再び)+Collect(集める)+Lit(思い出)というようにもできそう。

 

「よふかし」ルートは、過去の思い出を集める
「すいみん」ルートは、過去の思い出を全て捨て、新しい思い出を集めていく

という解釈。これだと「すいみん」ルートの方が前向きな気もしますね。
このルートのスタッフロールは、背景の街並みも含め全て消えています。
まっさらな状態から再スタートするという意味があるのかも。

 

キャッチコピーなどにある「どこにでもある町」というのは、
誰もが心の中に持っている心象風景とかそういう感じ。

 

 

みなさん自身の思い出などをあてはめながら

というところもミソですね。
このゲームでノスタルジーを感じた人は多いはず。
主人公がゲーム内でしたように、プレイヤーもゲームをプレイしながら自身の思い出を集める
そういうところにも『Recolit』というタイトルの意味があると思います。

 

 

 

自分はどんな夢を持っていただろうか、自分のとって大切な場所はどこだったか、
誰と何をして遊んでいたか、
「○○に行った」「学校で...」「友達の家で...」「秘密基地で...」「近所のたまり場で...」..........
大人になるにつれ忘れていた事・物・場所・感覚などを思い起こさせるゲーム

 

それがこの『Recolit

 

 

 

 

クリア後、しばらく子供のころの思い出に耽ってしまいましたね。
アルバムを開いてみたり、昔大事にしてた物が残ってないかと押し入れを探してみたり...

 

 

 

 

一番好きなロケーション

このゲームはいろいろなロケーションがありますが、
その中でも一番好きなロケーションが科学館ステージの探索不可エリア

科学館は下の階から順番に探索していく必要があり、
十分に探索し終えていない状態で上の階に行くと、このエリアに到達します。

 

メッセージで戻るよう言われますね。

 

 

子供のころ、科学館やそれに近い施設に行った時、
一緒に来た友達や家族を置いてどんどん奥に進んでいった経験ってありますか?

 

ふと気づくと、誰もいない静まり返ったエリアに来てしまい。
来ちゃいけない場所に来ちゃったかも」「入っちゃいけないとこに入っちゃったかも
という焦りや孤独感を感じた記憶があります。

 

そういう意図で作ったエリアではないと思いますが、この場面でものすごく久々にその感覚を思い出しました。
これも私だけの思い出(Lit)。ずっと忘れてた思い出。
このゲームをプレイしなかったら落としたままだった思い出

 

 

 

おまけ

過去のイベントで撮影した写真とか載せておきます

 

記念ポスター

2月に東京さくらトラム都電荒川線)で掲載されていたポスター

駅周辺の雰囲気も良い。

 

 

宇宙服着たままお風呂入るの!?

 

 

 

ヨカゼの公園

8月に渋谷PARCOで開催された「ヨカゼの公園」


Recolitの資料が展示されていました

 

 

グッズもいろいろ



 

 

 

 

 

以上です

 

 

【勉強会レポ】: Unity CI/CD 完全に理解した 勉強会

勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「Unity CI/CD 完全に理解した 勉強会
会場はDeNAさんです。

unity-fully-understood.connpass.com

ハッシュタグ : #Unity完全理解



 

Unity ○○完全に理解した勉強会とは

Unityの特定の機能やサービスをテーマにした勉強会です。

今回のテーマは「CI/CD」です

 

 

過去のレポはこちら

raspberly.hateblo.jp

 

 

アーカイブはこちらから

youtu.be

 

以下トーク内容のまとめ

※ラズはCI/CD分野はド素人なので今回はかなり簡素
知らない概念が多すぎて常時「はえ~」みたいな感じ

 

ショートセッション: 内製ビルドシステムを C# 大統一したお話

UnityにおけるCI/CDの解説と、キッズスターで使われているビルドシステムをC#で大統一したお話。
大統一のポイントと、してみて得られた知見について紹介されました。

 

 

LT1: GitHub Actions x Unity プロジェクトの裏側

JenkinsからGitHub Actionsに乗り換えたお話。

社内どこからでも使えるランナー(コンテナ型)と、ゲーム開発プロジェクト専用のランナー(常駐型)を使用していて、
常駐型ランナーで気を付ける点や、Unityプロジェクト向けのCI/CD環境で行っている工夫点が紹介されました。

 

 

 

LT2: AppStoreConnectAPIを使って端末登録作業を自動化しよう!

AppleDeveloperの端末登録作業をAppStoreConnectAPIを使って自動化するお話。

AppStoreConnectAPIとは、AppleDeveloper、AppStoreConnect上の作業を実行するAPI
これの使い方を実例を交えながら解説されました。

 

ラズはiOS向けアプリの開発経験がありませんが、ものすごく大変そう(小並感)

 

 

 

LT3: Apple Vision Pro 向け UnityアプリのCI/CD環境最新情報

Apple Vision Pro開発においてCI/CDの効率化をした時のお話。
Xcodebuildのバグに抗いなんとか自動化までいったことと、アプリ配布の方法について紹介されました。

 

アプリインストールのために5万円の専用モジュールが必要なのはなかなか信仰心が試される

 

 

 

スポンサー紹介

株式会社ディー・エヌ・エー

今回の会場・フード担当

Game Developers Meetingというイベントを開催しています
他イベントを開催予定です

gaugt.connpass.com

gocon.connpass.com

 

 

株式会社ヘッドハイ

今回の広報担当。イベント支援に、創風の運営お手伝いをされています。
漫画「デベロッパーズ」の単行本が出ます

 

CEDECに登壇されます

cedec.cesa.or.jp

 

 

Graffity株式会社

今回のドリンク担当

ARを主軸としたスタートアップ企業です。
今はApple Vision Proにフォーカスしています。

 

Unityエンジニアを募集中!

herp.careers

 

 

 

株式会社キッズスター

www.kidsstar.co.jp

今回のドリンク担当
ごっこランドという知育アプリを運営している会社です。

www.kidsstar.co.jp

興味のある方はWantedly@monryまで連絡くださいとのこと

www.wantedly.com

 

 

 

懇親会

フードとドリンクが用意されました。
カツサンドとおにぎり。

 

 

今回は「主に使っているキーボード配列」でエリア分けが行われました。
左下ナニコレ?



懇親会では、Graffityの方とApple Vision Proに関するお話をしていました。
値段が高いこととか、パススルーの解像度がすごく良いとか、カスタムシェーダーが使えないこととか、
デバッグの方法とか、AVPアプリ開発はSwiftが主流(Unityのプロライセンスが高いため)とか、
案件はtoBが多いとか。

 

 

関係ないけどApple Vision ProってAVPと訳されがちなんですが、
「エイリアンVSプレデター」を想起しちゃう

 

 

以上です。

【イベントレポ】: 東京ゲームダンジョン外伝

イベントのレポート(メモ)です。
参加したのはこちら、「東京ゲームダンジョン 外伝

tokyogamedungeon.comハッシュタグ : #東京ゲームダンジョン#東京ゲームダンジョン外伝

 

東京ゲームダンジョン外伝とは

インディーゲームの展示会です。
東京ゲームダンジョンのスピンオフ的な立ち位置

「東京ゲームダンジョン」個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲームの展示会です。
 
今回の外伝は「ADV・ノベルゲーム」と「学生制作ゲーム」の2種類のオンリーによるミニイベントです。会場では約80の出展団体による作品を試遊・購入できます。
 
個性的な作品がたくさん出展していますので、ぜひ会場を探索してください!
そして、イベント参加後はnoteにレポートを書いてアップしましょう!

ADV・ノベルゲーム」と「学生制作ゲーム」の2つに絞られたオンリーイベントです。
noteがスポンサーをしています。

 


前半・後半の入れ替え制で私は後半に参加しました
最長でも2時間30分しか滞在できないのでいつもより体験作品数が少なめ

 

 

前回のレポはこちら

raspberly.hateblo.jp

 

※以下体験させていただいたサークルおよび作品の紹介です
※掲載している写真は全て許可を得て撮影しています
(人が写っている写真はトリミングやぼかしなどの加工をしています)

 

roomA ADV・ノベルゲーム

ウ-4 「プリンセス×オーディエンス / ニャモリ@」

イカスミポーション」を体験しました。
液体素材、個体素材、そしてイカスミを材料にポーションを作り人外キャラ達に売り渡すゲームです。
序盤のみ体験でしたが、素材やキャラクターがたくさんでてくるそうな。
キャラクターがわらわら動いててかわいい。

 

 

 

Steamで配信予定

 

 

 

 

エ-9 「よりそいデリバリー / 超OK」

よりそいデリバリー」を体験しました。
限界OL海へ行く」でもおなじみクルステさんの作品。

夜、寂しさを感じた主人公がデリバリーを呼んで一緒に過ごすアドベンチャーゲームです。
ベッドやソファを調べた時のメッセージが、調べる位置で内容が変わるところが好き。
デモ版クリア後に本編の様子がチラッと確認できましたが、デリバリーできる子は複数いるみたい。

 

Steamで公開予定

 

 

 

エ-10 「おはゆいちゃん 爆発 / スタジオゆいちゃん」

おはゆいちゃん 爆発」を体験しました。
挨拶でパワーをため爆発するゲームです。
10分間だけの体験でしたが、キャラクター達の交流と背景の絵作りがとても良い。
途中窓から光が差し込んでいる部屋を通るんですが、そこの雰囲気がどストライクだった。

 

 

 

roomB 学生ゲーム

キ-5 「Tournamentris / Studio ZeF」

Tournamentris」を体験しました
落ちもの系パズルとトーナメント表が融合したようなゲーム。
最初は難しいかと思いきや基本のルールはシンプル、
そこに置けるか、置いたらどうなるかがUIでわかりやすく表示されるのがすごいうれしい。
UIのアニメーションもリッチで気持ちいい。

 

unityroomでプレイ可能

unityroom.com

 

 

 

 

ク-3 「Chick_Taker_Project / Chick_Taker」

CHICK TAKER」を体験しました。
ヒヨコをゴールまで引率するゲームです。
ピクミンのようにたくさんのヒヨコ(プレイ内では100匹近くも!)を引き連れるのがとても楽しかった。
ヒヨコが集まりすぎると固まってタワーになっちゃうのもかわいい。

 

 

 

ク-7 「Bloom Thrice ~三度咲く / NEO*PUN」

Bloom Thrice 〜三度咲く」を体験しました。
2D探索アクションゲームとのことですが触った感じかなり広い
いわゆるメトロイドヴァニアのように強化アイテムや、能力の獲得要素、
NPCとのイベントがあるなど、やりごたえもすごそう。

 

 

 

ク-9 「調理されてなるものか! / ゲーミングレストラン」

 

調理されてなるものか! 」を体験しました。
りんごと幽霊の2キャラを同時に操作して合体を繰り返しコックに逆襲するゲーム。
コントローラーはなんとジョイコン!
左右のスティックで別々のキャラを操作するのはかなり大変。めちゃくちゃ頭が混乱します
ムッキムキのりんごは必見。

 

リトライ画面がバグっていて、カーソルがとてつもなく荒ぶっていましたがこれはこれで好き。

 

 

 

地図に載ってないゲーム

地図には載ってないんですがroomBのこの辺に展示していたゲームも面白かったですね。



タイトルは忘れましたが、ロボットが人間のフリをするゲームです。
両足と重心を使った独特な操作が特徴のゲームで進むだけで一苦労。
だんだんコツをつかんできて最後はシャクトリムシのようにウネウネして進みました

 

BITSUMMIT GAME JAM用のゲームとのこと。

 

 

 

 

 

イベントの感想

今回は外伝ということでいつもとは違う会場です。

 


後半チケットでずっといましたが、入れ替え制とはいえ結構混雑してましたね。
roomAのア~ウ列は特に人気だったように見える。


他休憩スペースがあったり、カフェみたいなオシャレBGMが流れてたりしました。

 

 

 

 

いつものホワイトボード

 

 

 

 

ほかの方のレポとか

note.com

note.com

note.com

 

 

以上です。