Raspberlyのブログ

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Unityネタをメインとした技術系ブログです。にゃんこ大戦争や日常なども。そろそろブログタイトル決めたい

【勉強会レポ】: 📣 unity1week online共有会 #12

勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「📣 unity1week online共有会 #12」

meetup.unity3d.jp

ハッシュタグ : #u1w共有会

 

アーカイブはこちら

youtu.be

unity1week共有会って何?

unity1weekでいろんなゲームを遊んでいると
「どういう実装をしているんだろう」「どんな人が作っているのか」など気になることがいっぱい!

それら気になることを直接聞けばいいじゃん!というのがunity1week共有会の始まりで、
みんなで学んで成長することが趣旨です。

unity1weekについてはこちら

Unity 1週間ゲームジャム | フリーゲーム投稿サイト unityroom

今回は10人の発表者にトークしていただきました。

 

過去回はこちら

 

 

 

LT1:フルッピー・ペンギン開発奮闘記

フルッピー・ペンギンどうやって作ったかという技術的な内容。

加速度センサーを入力として使う方法や、

baba-s.hatenablog.com

PUN2でスマホとPCをつなぐ方法に関してお話でした。

ソースコードGitHubで公開中!

github.com

note.com

 

 

 

 

LT2:「デザイン」全般の話 | 3Dでなんとなくイケてる絵をでっち上げる方法

なんとなくそれっぽい絵を作る方法を解説されました。

  • 高機能で軽量なURPをつかう
  • 解像度は1280x720
  • Unity感をなくすためSkybox
  • オススメのポストプロセス
  • 色決めに迷ったらモノトーン

など見た目を盛るTipsが盛りだくさんです。
すごい実用的!

 

 

 

LT3:「ふるふるソフト」チーム開発と絵作りの話

絵作りチーム開発の話2本立て!

絵作りでは、Blenderを使ってソフトクリームを作る手順の紹介と、2Dの絵作りについて。

チーム開発の秘訣では、以下のTipsが紹介されました。

 

  • 準備編
    ・開始時点でビルド可能な状態を作っておく(大事)
    ・メンバー全員がGitが使えるようにしておく
    ・企画のイニシアチブをとる人を決めておく
    ・やること(要件)を書き出しておく
  • 開発編
    ・極力Prefab化する、シーンでやるとコンフリクトするため
    ・ScriptableObjectを活用
    ・UniTaskとAnimeTaskを活用
    ・声かけ大事、コンフリクトを防ぐため

 

 

 

LT4:ユニーク

ユニークについてのお話。
青の洞窟というパスタソースを事例に、ユニークさとは何かにというお話でした。
ユニークとは奇抜だったり個性的という意味ではない

きちんとした狙いや理由、意図がないと「斬新さ」として評価されない。

 

 

 

LT5:子づくり、親になる、三度の飯

ゲームに登場する愉快なキャラクターがどうやって作られたかというお話でした。

  • 情報を整理する
    なんでこういう髪型か、なんでこういう装飾品をつけているか説明できるようにする
  • 世界観をきめる
    舞台や時代などなど、キャラの容姿の方向性に深く関わる
  • 個やグループで妄想する
    キャラクターの内面を考えて外見を整える
  • 描いてみる
    とにかく描け
  • 健康に過ごす
    妄想するには頭を動かす必要がある。そのため健康に過ごす必要がある。
    寝ましょう

 

 

 

LT6:u1w知見n連発

u1wでの気づきや学びの紹介でした。

  • リトライしやすくしよう
  • 新ランキングシステムはプレイヤーがなんども遊んでくれる、データが取れる
  • うちの子を使うとゲームを作るモチベを維持できる
  • テキストを使わないキャラ表現
  • 機関部パーティクルで作る危険、攻撃の弾をパーティクルで作ったところ環境によって変動してしまう
  • Processingはいいぞ、静的に画像素材を生成していい感じにできる

www.slideshare.net

 

 

 

LT7:これだけはしないで! 雰囲気作り

雰囲気作りと、今回雰囲気が下がったことについてのお話

  • 雰囲気の評価を落とさない方法について
    事前に雰囲気を決めると、お題に合わないことがある
    →お題に合わせてアイデアを決めてから雰囲気を作る
  • 適当に組み合わせない
    ゲーム性や素材はベクトルを持っている、ベクトルの向きを揃える
  • 雰囲気を上げるには、向きを揃えることとベクトルを大きくすること
    世界観とストーリー性もベクトル
  • 完全自作にこだわらない
    適当に組み合わせてしまいがちなのでベクトルが合わなくなる

 

 

 

LT8:ドット絵関係で何か

Asepriteを使ってドットを作る時に考えていることや便利なに関する内容。

Pintarestなどを使ってコンセプトにあった資料を集めるといったお話や、
色分け時にわかりやすくする工夫など

 

 

 

LT9:魅力の扉はチュートリアル

今回ゲームに取り入れたチュートリアルの工夫点に関するお話。

  • シームレスチュートリアル
    操作説明を読まない人、とりあえずプレイしたい人もいる
    ゲームを進めるだけで自然と操作が見につくようにする
  • 1レクチャー1アクション
    人間は複数のことを同時に覚えられない、ちょっとずつ動作を覚えさせる
  • アクションの達成感
    プレイヤーの入力に対し、達成感を得られる演出を入れる

 

 

LT10:ゲーム制作の息抜きの1weekゲーム制作

ゲーム製作の息抜きに参加した時のお話。

  • たのしく無理せずやる
    なるべく楽する
  • 便利なパッケージを作っておく
    毎回実装している機能をまとめておく
  • 気になっていたツールを試してみる
    長期開発で使いたいと思っていたツールをお試しできる機会になる
  • まとめ
    得られるものも多い、無理のない範囲でやってみるとよい

 

 

 

感想

みんなおもしろかった~
どれも良かったですが、個人的に刺さったのはLT2のURPと、LT4のユニークに関するお話ですね。

 

のたぐすさんのLTはとても実践的な内容で、私もURPを使うことが多いですが参考になる点満載でした。
いい感じのマテリアルの設定もそうですが、Skyboxが簡単に作れるのも知らなかった!

 

ユニークに関するLTは、ユニークさとは何かという多くの人が悩みやすいテーマが言語化されていて大変わかりやすかったです。
斬新さ、ユニークさが呪いになっている人は助かったのでは?

 

 

以上です。
LT登壇者のみなさま本当にありがとうございました。