勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら「📣 unity1week online共有会 #12」
アーカイブはこちら
- unity1week共有会って何?
- LT1:フルッピー・ペンギン開発奮闘記
- LT2:「デザイン」全般の話 | 3Dでなんとなくイケてる絵をでっち上げる方法
- LT3:「ふるふるソフト」チーム開発と絵作りの話
- LT4:ユニーク
- LT5:子づくり、親になる、三度の飯
- LT6:u1w知見n連発
- LT7:これだけはしないで! 雰囲気作り
- LT8:ドット絵関係で何か
- LT9:魅力の扉はチュートリアル
- LT10:ゲーム制作の息抜きの1weekゲーム制作
- 感想
unity1week共有会って何?
unity1weekでいろんなゲームを遊んでいると
「どういう実装をしているんだろう」「どんな人が作っているのか」など気になることがいっぱい!それら気になることを直接聞けばいいじゃん!というのがunity1week共有会の始まりで、
みんなで学んで成長することが趣旨です。
unity1weekについてはこちら
Unity 1週間ゲームジャム | フリーゲーム投稿サイト unityroom
今回は10人の発表者にトークしていただきました。
過去回はこちら
LT1:フルッピー・ペンギン開発奮闘記
フルッピー・ペンギンをどうやって作ったかという技術的な内容。
加速度センサーを入力として使う方法や、
PUN2でスマホとPCをつなぐ方法に関してお話でした。
LT2:「デザイン」全般の話 | 3Dでなんとなくイケてる絵をでっち上げる方法
なんとなくそれっぽい絵を作る方法を解説されました。
- 高機能で軽量なURPをつかう
- 解像度は1280x720
- Unity感をなくすためSkybox
- オススメのポストプロセス
- 色決めに迷ったらモノトーン
など見た目を盛るTipsが盛りだくさんです。
すごい実用的!
LT3:「ふるふるソフト」チーム開発と絵作りの話
「u1w 共有会 #12」で登壇した際の資料をアップロードしました!https://t.co/F5bqFfTOny#u1w共有会 #unity1week https://t.co/ec2PlW0lgr
— もんりぃ先生 (@monry) 2023年7月22日
絵作りとチーム開発の話2本立て!
絵作りでは、Blenderを使ってソフトクリームを作る手順の紹介と、2Dの絵作りについて。
チーム開発の秘訣では、以下のTipsが紹介されました。
- 準備編
・開始時点でビルド可能な状態を作っておく(大事)
・メンバー全員がGitが使えるようにしておく
・企画のイニシアチブをとる人を決めておく
・やること(要件)を書き出しておく - 開発編
・極力Prefab化する、シーンでやるとコンフリクトするため
・ScriptableObjectを活用
・UniTaskとAnimeTaskを活用
・声かけ大事、コンフリクトを防ぐため
LT4:ユニーク
ユニークについてのお話。
青の洞窟というパスタソースを事例に、ユニークさとは何かにというお話でした。
ユニークとは奇抜だったり個性的という意味ではない
きちんとした狙いや理由、意図がないと「斬新さ」として評価されない。
LT5:子づくり、親になる、三度の飯
ゲームに登場する愉快なキャラクターがどうやって作られたかというお話でした。
#u1w共有会 お疲れさまでした!
— まんたあにど。 (@anidomanta) 2023年7月22日
スライド資料になります。https://t.co/ANN9v65Tqp
- 情報を整理する
なんでこういう髪型か、なんでこういう装飾品をつけているか説明できるようにする - 世界観をきめる
舞台や時代などなど、キャラの容姿の方向性に深く関わる - 個やグループで妄想する
キャラクターの内面を考えて外見を整える - 描いてみる
とにかく描け - 健康に過ごす
妄想するには頭を動かす必要がある。そのため健康に過ごす必要がある。
寝ましょう
LT6:u1w知見n連発
#u1w共有会 で発表したスライドを共有いたします~
— えふぇこ🐏 (@EphedrineUniuni) 2023年7月22日
「Unity1Week知見8連発」https://t.co/g7mOg2W3el
u1wでの気づきや学びの紹介でした。
- リトライしやすくしよう
- 新ランキングシステムはプレイヤーがなんども遊んでくれる、データが取れる
- うちの子を使うとゲームを作るモチベを維持できる
- テキストを使わないキャラ表現
- 機関部パーティクルで作る危険、攻撃の弾をパーティクルで作ったところ環境によって変動してしまう
- Processingはいいぞ、静的に画像素材を生成していい感じにできる
LT7:これだけはしないで! 雰囲気作り
雰囲気作りと、今回雰囲気が下がったことについてのお話
- 雰囲気の評価を落とさない方法について
事前に雰囲気を決めると、お題に合わないことがある
→お題に合わせてアイデアを決めてから雰囲気を作る - 適当に組み合わせない
ゲーム性や素材はベクトルを持っている、ベクトルの向きを揃える - 雰囲気を上げるには、向きを揃えることとベクトルを大きくすること
世界観とストーリー性もベクトル - 完全自作にこだわらない
適当に組み合わせてしまいがちなのでベクトルが合わなくなる
LT8:ドット絵関係で何か
Asepriteを使ってドットを作る時に考えていることや便利なに関する内容。
Pintarestなどを使ってコンセプトにあった資料を集めるといったお話や、
色分け時にわかりやすくする工夫など
LT9:魅力の扉はチュートリアル
今回ゲームに取り入れたチュートリアルの工夫点に関するお話。
unity1week共有会おつかれさまでした~
— あざみ@H05_ゲームダンジョン3 (@Owl0828Cat) 2023年7月25日
遅ればせながら発表資料を公開しました
(動画はPDFの関係で再生できない?みたいです)#u1w共有会
u1w_Furu_Azami | Azami #docswell
https://t.co/ZxkVY2zOwT
- シームレスチュートリアル
操作説明を読まない人、とりあえずプレイしたい人もいる
ゲームを進めるだけで自然と操作が見につくようにする - 1レクチャー1アクション
人間は複数のことを同時に覚えられない、ちょっとずつ動作を覚えさせる - アクションの達成感
プレイヤーの入力に対し、達成感を得られる演出を入れる
LT10:ゲーム制作の息抜きの1weekゲーム制作
ゲーム製作の息抜きに参加した時のお話。
- たのしく無理せずやる
なるべく楽する - 便利なパッケージを作っておく
毎回実装している機能をまとめておく - 気になっていたツールを試してみる
長期開発で使いたいと思っていたツールをお試しできる機会になる - まとめ
得られるものも多い、無理のない範囲でやってみるとよい
感想
みんなおもしろかった~
どれも良かったですが、個人的に刺さったのはLT2のURPと、LT4のユニークに関するお話ですね。
のたぐすさんのLTはとても実践的な内容で、私もURPを使うことが多いですが参考になる点満載でした。
いい感じのマテリアルの設定もそうですが、Skyboxが簡単に作れるのも知らなかった!
ユニークに関するLTは、ユニークさとは何かという多くの人が悩みやすいテーマが言語化されていて大変わかりやすかったです。
斬新さ、ユニークさが呪いになっている人は助かったのでは?
以上です。
LT登壇者のみなさま本当にありがとうございました。