本日5/14にUnityHubが2.0にメジャーアップデートされました。
今回はアップデートの内容と変更点について取り上げます。
2.0のダウンロードページ
Hub 2.0.0 for Windows
Hub 2.0.0 for MacOS
Hub 2.0.0 for Linux
すでに旧バージョンのUnityHubをお持ちの方は、そちらを起動すると誘導リンクが表示されます。
UnityHubについてはこちら
Unityフォーラムからの引用
https://forum.unity.com/threads/unity-hub-v2-0-0-release.677485/
Hub v2.0の新機能
- ネイティブUnityエディタのライセンス管理:Hubの設定からライセンス管理への直接アクセス
- 日本語、中国語、韓国語の各国語化のサポート
Hub 1.6.2以降の修正点
- Hub bug reporterに含まれるエディタログ
- 特定のWindows 10マシンでライセンス認証エラーがマシンIDを取得する
- OSのユーザー名に特殊文字を含むユーザーは、ライセンスをアクティブにすることができます。
- これ以上頻繁なネットワークチェックはありません。ネットワーク接続によるいかなる行動もブロックせず、エラー/警告のみを表示します。
以下の機能はHub 1.6.2から削除または廃止されました。
- プロジェクトの作成UIでは、Analyticsサービスの切り替えはUIから削除されており、デフォルトで無効になっています。
- プロジェクトの作成で、アセットパッケージの追加ポップアップが削除されました。この機能は、Hub v1.xと同等に再インクルードするかどうかにかかわらず、再評価されています。
- 優先Unity Editorは推奨されておらず、Editorのバージョンが見つからない場合は、利用可能な最新のバージョンを使用します。
新機能
プロジェクトの並べ替え
プロジェクト名、Unityのバージョン、ビルドターゲット、最終更新のカテゴリごとにソートする機能です。
従来のUnityHubでは最終更新のみで固定されていましたが、2.0から任意のカテゴリで並べ替えることができます。
最終更新とありますが、厳密にはプロジェクトを開いただけで更新された扱いとなります。
昇順降順はカテゴリ名横の矢印で確認できますが、これを入れ替えることはできなさそう。
どのコンポーネントがインストールされているかの視覚化を改善し、エクスプローラー/ファインダーに表示
リスト表示からグリッド表示になりました。
注目すべきはここ。
インストールされているコンポーネントがアイコンで表示されわかりやすくなりました。
(Android Build SupportやWebGL Build Supportなど)
レスポンシブUI - メインデスクトップウィンドウのサイズを変更する
ウィンドウのサイズ変更機能。実は今までできなかった。
ネイティブUnityエディタのライセンス管理:Hubの設定からライセンス管理への直接アクセス
今まで別途ブラウザを起動して確認していたライセンス情報がUnityHubから直接管理できるようになりました。
日本語、中国語、韓国語の各国語化のサポート
今までは一部のみ日本語で表示されていましたが、2.0から日本語に完全対応しました。
プロジェクト作成時のテンプレートの表示
プロジェクト作成時にテンプレートを選びますが、見やすくなりました。
各テンプレートの説明と含まれるパッケージも表示されます。
削除、廃止された機能
Analyticsサービスの切り替え
UIから消えただけでなくデフォルトで無効状態になりました。
アセットパッケージの追加ポップアップ
プロジェクト作成時に、ついでにUnityPackageをインポートする機能ですが無くなりました。
インストール画面での正式版、ベータ版の表示分け
~1.6.2まではOfficial Releases(正式版)とBeta Releases(ベータ版)で分けられていました。
しかし、2.0から全てまとめて表示されるようになりました。
一見わかりづらいですが、バージョンにbがついているものがベータ版です。
タイムライン
うおおUnity Hubが2.0.0になってる
— えむにわ (@m2wasabi) May 13, 2019
日本語完全対応で見た目が近代化した!! pic.twitter.com/9UzPLL4Kxt
Unity Hubが2.0になってUIが一新され、エディタのインストール時に正式版とベータ版の区別がつかなくなりました。最新の正式版をダウンロードしたい人は、「型番名の末尾から2番目がfのもののうちリストの一番上(今のところ多分)にあるもの」を選びましょう。わかりにくいけど。 pic.twitter.com/SwXTp4Itu1
— きっポジ@Unityお仕事募集中 (@kitposition) May 14, 2019
新しいUnity Hubは初心者に全くおすすめできないデザインになり最悪
— 𝕥𝟝𝕦𝕛𝕚𝕣𝕚.𝕔𝕤 🐟🦇🍆 (@t5ujiri) May 14, 2019
インストールボタン押したらいきなりベータ版がデフォルト選択とか正気か?
最近Unityをdisってばっかりなので申し訳程度に褒めておくと、Unity Hub 2.0.0は1.6.2までのデザインを捨ててEpicGamesLauncherを思い出させるレイアウトに激変してて良いと思います!! pic.twitter.com/J5oTOIyrZh
— 野生の男 WILDMAN (@yasei_no_otoko) May 14, 2019
間違っているところがありましたらコメントにお願いします。