イベントのレポート(メモ)です。
参加したのはこちら、「Unite Tokyo 2019」
会場はグランドニッコー東京 台場です。
Unite Tokyo 2019 2日目の様子を簡単にまとめました。
1日目(UnitePartyやMede with Unityコーナーなど)のレポはこちら
- マイセッション
- Made with Unity
- Expanded Booth
- NTTドコモ VR/MR体験会場
- Unite Tokyo 2019の感想
- 他の方のブログとか
マイセッション
講演はほとんどがすでに資料公開されております。
また後日動画も公開されます。(公開予定のもののみ)
参加したセッションは以下の通り。
『SINoALICE -シノアリス- 』〜 それは最速のゲーム起動 〜
初期のゲーム起動の流れ
1.ログイン処理
2.ユーザデータのロード
3.ゲームデータ(マスタ)のロード
4.AssetBundleのチェック&DL
5.リソースファイル(AssetBundle化していないバイナリファイル)のチェック&DL
ボトルネック
マスタのロード:種類が多い、一部データが大きい
AssetBundleに含まれている大量のアイコン
リソースファイルに含まれているボイス
対策
・マスタの種類が多い
ゲーム起動時に丸ごとではなく、必要な時に必要な分DL
・サイズが大きい
過去に使っているが今は使っていないデータをフィルタリング
(消してもいいが復刻などを考慮して残しています)
・AssetBundle
ゲーム起動時に一括ではなく、随時ダウンロードに変更。
図鑑などアイコンがたくさん並ぶものは、画面表示しながら非同期でDL
・リソースファイル
ボイスデータは再生する所で随時DL
過去のイベントのものはDLしない
UnityTokyoのポケラボさんの講演で登場した、
— ラズ (@Raspberly) October 8, 2019
データダウンロード時のプログレスバーの表示について実際に試してみました。
4つのケースの内、体感速度が最も早いのは4番だそうです。
(シノアリスチーム内でもかなり議論にはなったらしい)#UniteTokyo pic.twitter.com/3A3q76mGQ6
Unity + PlayFab ではじめる新しいゲーム運用 ~LiveOpsの始め方~
※途中から入場しました
スライド公開済みです。
LiveOps
プレイヤーについて考える
・データ分析(ユーザの情報)
・デザインと方針をユーザー目線で決める
・検証
これを回していくのがLiveOpsのコンセプト
Play fabはLiveOpsをするのに適しています。
PlayFab
バッググラウンドは一通りそろっています。
どんなプラットフォームにも対応しています。
プレイヤーのセグメント(ゲームの進行度や課金額で簡単にセグメントできる)
セグメントごとにプッシュ通知や限定ショップなどを出せる。
Understanding C# Struct All Things
本日のUniteでの私のStructに関するセッション資料、公開されました! https://t.co/isqFNFr66Z #UniteTokyo
— neuecc (@neuecc) September 26, 2019
すでにスライドが公開されています。
StructがC#7.3で進化しているというお話
バンダイナムコスタジオ流Unityの使い方
スライド公開済み
運営中である4つのタイトルの開発メンバーが
アセットバンドルやUnityバージョンアップ、管理ツールについて詰まった個所や知見についてお話しました。
出版社とゲーム会社はなぜすれ違う?ドラゴンボールのゲーム化で酷い目にあった…もとい勉強させて頂いた話
スライド公開済み
Unity上でセルルックCGアニメ映画「HELLO WORLD」のシーン再現にチャレンジ!
スライド&動画共に非公開です。
Unityを使ってどこまで手書き風のアニメを再現できるかというチャレンジについて
お話がありました。
Unity開発ロードマップ最新情報
スライド公開済み
これからのUnity新機能について紹介がありました。
Unityはやさしさでできている。
特にによさげなもの
Prefab Mode
Prefabの編集をするときに、今まではそのPrefabしかない専用のシーンを開いて編集していたが、
これからは配置しているシーン内で編集できるようになります。
UI Builder
新しいUI構築システム。アセットストアに同名のアセットがありますが関係ありません。
Kinematica
自動でいい感じにアニメーションをつけてくれるシステム
こちらでちょこっと紹介されました。
Made with Unity
先日一つだけできなかったので体験させていただきました。
RPGタイム!~ライトの伝説~
学校の教室で、友達?の男の子からノートに書かれたお手製のゲームブックで遊ぶという設定のゲーム。
ゲーム自体はRPGですが、演出面の作りこみがすごい。
ゲームマスターである男の子があの手この手で盛り上げてくれます。
ノートをタッチしたり、ノートに付属のコントローラーなどで物語を進めますが、
机の上にボードゲーム的なたくさんのコンポーネントが用意されており、本当にゲーム機で遊んでいるかのような感覚が得られます。
Expanded Booth
イラスト×モーションでライブ配信体験
IRIAMというバーチャルライブ配信アプリを体験させていただきました。
ボーンとか何も入っていないキャラクターの画像から、目や口の位置を自動検出してバーチャルライブ配信できるアプリ「IRIAM」を体験させていただきました。
— ラズ@Unite Tokyo 2019 (@Raspberly) September 26, 2019
これめちゃくちゃすごい。#UniteTokyo #ジスたん pic.twitter.com/5XIYxTu50l
控えめに言って謎技術すぎる!
レイヤー分けもボーンもない一枚絵からこれができるって凄すぎる。未来が来てるなんてレヴェルじゃない。
SAND PARTY!
砂場を変形させて、陸地をリアルタイムで変えたり、海の水を増やしたりできるAR砂遊びです。
複数人で同じ空間を共有しながら遊べるコンテンツです。
天井の方にプロジェクターのようなものが設置してあり、そこで深度をとったりマーカを読み込んだりしてそう。
NTTドコモ VR/MR体験会場
The Land of OZ
Magic Leap Oneを使ったアドベンチャーゲームを体験させていただきました。
ネズミのキャラクターと共に、木のランプに火を灯したり、モンスターを魔法で退治するアトラクションをしました。
コントローラーはOculus Goのようなタイプのもので、人差し指のボタンで物を選択したり、キャラと会話ができます。
キャラクターが話している時に、近づいたり歩き回ったり頭の角度を変えるときちんと立体音響になります。
(この時スタッフさんから変な目で見られたかも)
Unite Tokyo 2019の感想
来年は絶対VIPになる!
TwitterなどでVIPラウンジの写真や素晴らしいサービスの数々がアップされています。
気になる方は検索をかけてみるといいかも。
具体的には、
・食べ物がすごい
・ふわふわの椅子に座ったままサテライト放送の視聴ができる。
・食べ物がすごい
・VIP席で気になる講演に座れないことはまずない(と思う)
・食べ物がすごい
・食べ物の配給の列に並ぶ必要がない(重要)
・食べ物がすごい
というよりも今回は飲食にとても力を入れている印象です。
水だけでなくコーヒーやタピオカミルクティーまでありました。
お食事もお昼だけでなく朝も用意されています。
会場もかなり改善されており、
去年一昨年のエスカレーター大渋滞や、ブースエリアが離れていて移動が大変ということもありません、
去年はUnityミートアップアプリが回線混雑で使用できず、タイムテーブルが把握できない問題がありましたが、
今年はあちこちにタイムテーブルや会場マップが貼っており、サテライト会場も多く設置されているので、
めちゃくちゃ快適になりました。ずっとここにいたい毎日Uniteして
他の方のブログとか
間違っている箇所、掲載できない写真などがありましたらコメントやDMにお願いいたします。