今回はアセットの紹介をしていきます。
紹介するのはStylizer - Extended。
ゲームの見栄えをよくするポストプロセスアセットです。
お得なセール情報
現在アセットストアでは、ブラックフライデーセールを開催中!
今年アセットストアで最も人気を集めた500を超えるアセットが、50%オフで購入できるチャンス!
詳しくは↓のバナーからどうぞ
今回紹介する「Stylizer - Extended」も対象アセットです。
どんなアセット?
カラーパレットを使って画面全体の色味を調整したり、ピクセルアートやドット絵風ゲームのように画面全体をピクセル化したり、ノイズをかけたりするポストプロセスアセットです。
一貫した方法で色を統一し、画面をピクセル化します。ご覧のとおり、非常に使いやすく、数秒でゲームの外観を劇的に変えることができます。
コンテンツ:
スタイライザーイメージエフェクトでは、次の3つのレイヤーで遊ぶことができます。
▲パレットツールを使用してゲームの色を変更し、それらの色をパターンと混合して、さまざまな外観を実現します。
▲画面をピクセル化してピクセルを与える—芸術的な美学
▲粒子を適用してより詳細にする
パッケージには、イメージ効果でディザリングレイヤーと同じ結果を作成するために使用できるいくつかのマテリアルシェーダーが含まれています。合計8つのディザリングシェーダーが利用可能です。「標準」および「拡散」(ランバート)は、ディザリング効果がマテリアルに適用される前に使用される照明方法を指定します。
URP、モバイル、VRをサポートしています。
公式ドキュメント
開発環境
Unity2020.3.22f1
Stylizer - Extended ver1.3
インポートの確認
アセットインポート完了時はこんな感じです。
URPで使うときの初期設定
URPで使うときに以下の設定をします。
まずはStylizerURP用のunitypackageをインポート。
インポート後、unitypackageがあったフォルダにUniversalRenderPipelineAssetがあるので、
これをProjectSettings/Quality/Renderingに設定。
以上の設定をしないとDitheringとGrainが機能しなくなります。
(アセットストアのレビューでも指摘多数)
デモシーンの確認
Stylizer/Scenesにデモシーンが用意されています。
実際に試してみる
基本的なコンポーネント
Stylizerの機能を使うには、CameraにStylizerコンポーネントをアタッチします。
ここから各種機能を有効、調整します。
画面にディザリングをかける
Ditheringにチェックを入れるとディザリングが有効になります。
ディザリングはカラーパレットとパターンを使ってより良い絵作りを実現する機能です。
使い方はPalette Assetにカラーパレットを、Pattern Assetにパターンを設定するだけです。
ゲームを起動するとこんな感じ、カラーパレットにより見栄えがかなり変わりました。
カラーパレットとパターンは自作できますが、すでにいくつか用意されています。
画面をピクセル化する
Pixelationを有効にすると画面がピクセル化します。
Scaleで度合いを調整できます。
ドット絵風のゲームを作るときにいいかも
画面にノイズをかける
Grainを有効にするとグレイン(細かい粒子)を使ったノイズを画面全体にかけることができます。
カラーパレットを作る
独自のカラーパレットを作成する機能もあります。
ProjectビューのCreate/Beffio/DitheringPaletteで新しいカラーパレットが作成されます。
Inspectorから調整が行えます。ランダム作成機能もありますね。
作成したカラーパレットはStylizerコンポーネントに紐づけるだけですぐに確認できます。
これは素晴らしいものだ。
さらにピクセル化をかけるとこんな感じ
まとめ
・Stylizer - Extendedを使うと見栄えを大きく変えることができる
・カラーパレットを使った色表現、ピクセル化、ノイズの3つが用意されている
・ノーコーディングでD&Dで動作させることができる
見栄えのいい絵を作りたい人にも、ピクセルアートを作りたい人にもオススメできるアセットです。
Beautify 2と併用しても問題ありませんでした。
他のアセットの紹介記事はこちら↓
※本記事にはAssetStoreアフィリエイトリンクが含まれています。
他、間違っている箇所、わかりにくい所がありましたらコメントにお願いします。
*1:© Unity Technologies Japan/UCL