勉強会のレポート(メモ)です。
参加したのはこちら、「Gotanda.unity #11」
会場提供は「ドリコム」さんです。
meetup.unity3d.jpハッシュタグ : #gotandaunity
参加者の2/3くらいが初参加
- スポンサー様
- #1 位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(概要編)
- #2 位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(実践編)
- #3 VR展示しくじり先生
- #4 東京クロノスのサウンドの話 part.1
- #5 とある私事の製作覚書
- #6 Unity で HDR 出力をしたい (したかった)
- #7 GGJ2019でゲームリリースしてきたから聞いてくれ!
- #8 SmartRig Bipedを使ってみよう
- 感想
- 懇親会
- タイムライン
- 宣伝
スポンサー様
会場提供はドリコム。
懇親会提供はキッズスター、ワンダープラネット。
いつもありがとうございます。
キッズスター
もんりぃさんです。表向きはととさんの上司をしています。裏では・・・
ごっこランドというアプリを作っています。ぜひ遊んでみてください。
ワンダープラネット
開(ひらき)です。
ウォンテッドリーをフォローしてください。
受付で配ったパンフレットを3秒以上見るとお寿司が食べれます。
ドリコム
ゲームを中心に提供しています。
AROWも提供しております。
#1 位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(概要編)
AROWについて
没入感のあるゲーム体験を実現するためのプラットフォーム。
スマホの位置情報を利用したゲームが作れます、いままでと違うのは3Dマップを使うことができる所。
提供するもの
マップデータ、POIデータ
手軽に開発できる環境
POIデータとは
実際の地図で表示できるポイントとその情報のこと。
実際のマップデータからリアルタイムでモデルを生成します。
モデルを変更することもできます。なのでゲームの世界観に合わせて編集可能です。
POIデータを用いて現実世界で連携したゲームが作れます。
これはローコストでできます。
生成した町を歩くサンプル。
街並みは見た目だけでなく、ゲームオブジェクトとしても利用可能です。
宣伝
アニマルランランドのソースコードを公開しています。
マップデータやPOIデータがどのように使われているか、参考にしてみてください。
#2 位置情報を用いたモバイルゲーム開発が気軽に作れる3Dリアルマップサービス「AROW」について(実践編)
AROWでできること
街並みができることが特徴です、建物生成と置き換え、道や地形など。
いままでのは予め用意したメッシュを使うのではなく、動的に生成します。
モデルの差し替えについて、そのまま差し替えると思った以上に乱雑になります。
一番近い道を見つけて、建物を向けるようにして違和感を緩和しています。
インテリアマッピング
スパイダーマンでおなじみの内観の表示も行います。
まとめ
現状はどうにか動く状態。
オープンテストを来月行います。事前登録してください。
#3 VR展示しくじり先生
VR展示しくじり先生 / The "Sikujiri Sensei" of VR Exhibition - Speaker Deck
2
この数字なんなのかわかりますか?
これは私がVRを展示した回数です。
15/30
これは楽しく体験できなかった人数
ゲームの遊び方
ゲーム内の音を聞いてお得なセールを見つける。
その場所まで移動する。
叩いて買う。
だめだったところ
商品ボックスを叩かせる
背景と実際に買うボックスの違いがわかりにくい。
叩くという動作がわからない。買うという行為と叩くが直感的じゃない。
操作を単純化するために叩くという動作にしたが、結果的に直感的じゃなくなってしまった。
動画を用意したことで多少はよくなったがまだまだ。
移動方法
意外と口頭での説明を理解されなかった。
手元の操作に混乱する
コントローラで回転できるようにしたほうがよかった。
体験中に話しかける
途中でリタイアされることが多い、
体験中の人に対して横からいろいろ口出ししてしまった。
まとめ
装着前の説明に頼りすぎない。
説明しなくても楽しめるようなUIUXを。
体験者が思い通りに遊べなくてもそっと見守ろう。
#4 東京クロノスのサウンドの話 part.1
Oculus GO前提の話
パーツ化
BGMをパーツで分けてループ感をなくす。
パーツの種類
イントロ、ループ、アウトロにわかれます。
ループはランダムに流します。これは別々のAudioClipです。
よくあるパターン
余韻を作りつなぎをスムーズにする。
MusicEngineを使っています、何小節目かなどを取得します。
余韻があるためClipを二つ同時に流します。
再生にはAudioSource.PlayScheduledを使っています。この時間帯に再生してねという設定ができます。
CPUの負荷もなだらかにできる。
少し余裕を持たせて渡しています、一小節の長さは計算する必要があります。
注意
PlayとPlaySchesuleは同時に使うと同期処理がうまくいかないので注意
レイヤー分け
物語の展開に合わせて音程を変えたりすること、
アンビエント(必ず再生するもの)とベースとリードの3つレイヤーでやりました。
対面した問題
AudioSouceを6個使うのは重い。
周波数の取得をリアルタイムでやるのは重い、ロード時に保持するようにします。
アウトロが長すぎる。
遅延は意外と大丈夫でした。
まとめ
ミドルウェアを使いましょう
#5 とある私事の製作覚書
MacBookAirが物理的に吹っ飛びました。個人開発でもGitで管理しようね。
Unityでゲームを作る上で使えるものを紹介します。
Medibang
実質無料 クラウドサービスなので端末間で共有可能です。
ドット絵が作れます。スプライトアニメーション用に。
メディバン!https://t.co/heONhlP2Eu#gotandaunity
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
Magicavoxel
ボクセルを描けるもの。デザイナーさんの間で流行っています。
2Dで書きだすこともできます、タイルマップで使えます。
MagicaVoxel はいいぞhttps://t.co/IQXaCFzkpj#gotandaunity
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
Fungus
会話パートの作成で使われます
きのこがかわいい
Fungusもよさげ! | Fungus by Fungus Games #UnityAssetStore https://t.co/0Ww5yBmUrx#gotandaunity
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
ここでデモ
アドベントカレンダー(12/10)にむけて作ってるものできました!
— hayu (@hayu_dev) December 7, 2018
動画は途中までのものを…
当日記事とアプリをなにかしらの形でアップします#gamedev #Unity pic.twitter.com/oeUaQBrRRh
この3つだけでゲームを作れる気がしませんか?
まとめ
ゲームを作ろうぜ
#6 Unity で HDR 出力をしたい (したかった)
docs.google.com
HDRとは
最小値と最大値の幅が広いという意味。
映像においては暗い明るいの幅が広いということ。
今回は明るい方向の話をします
単位 nit
明るさを表す単位です
SDRだと100nit前後ですが、HDRの世界では最低で1000nit以上、標準的なものだと10000以上も。
HDRからSDRに変換する時、本来の明るさから大分落ちてしまう。
HDRカラーでも、1より大きい値は1になってしまう。なので全部白になってします。
なので出すタイミングによって情報が消えてします。
今はHDRが標準ですがUnityはまだサポートしていない
そこでプラグインを作ってみました、HDRの映像を出すプラグインです。
ほとんどネイティブコードで書いています。
ポイント
UnityでHDRを出す時、トーンマッピングを使うと1.0以下になってしまいHDRの意味がなくなってしまうので切っておきましょう。
HDRは輝度を与えてやらないとそれっぽくならない。
用途
絵を見ながら、絵の調整をするのに使えます。HDRビデオの作成などに。
HDRの作成について、エンコードがあるかどうか確認しましょう。
今後の希望
ネイティブでのHDR出力を対応してほしい
#7 GGJ2019でゲームリリースしてきたから聞いてくれ!
GGJでうまくいったので、その話をします。
今回のチームは三人体制。
Nichijohでやったこと
多言語化、ランキングの実装、Google Playへの投稿。
UnityCloudBuild、ビルド結果をSlackで受け取れる、異変に気付けて便利。
やったこと
近所のロイヤルホストで4時間会議をしました、
目標、どれくらいできるか、などを話し合いました。
ゲームデザインで決めたこと
画面数、画面比、用語(ゲーム内の言葉)、構造、素材。
まとめ
CI環境を入れて、いつでも動作するAPKを用意する
使用で揉めたりしないよう、出せるものを出しておく、それを初日に終わらせておく。
ちなみにこの内容を技術書店に出します。け48です。
#8 SmartRig Bipedを使ってみよう
SmartRig Bipedを使ってみよう / Introduction to SmartRig Biped - Speaker Deck
SmartRigを使ってみた話
SmartRig Biped
最近出たアセット
キャラクターのアニメションをプロシージャルに生成するアセット
VRMでも問題なく動きました。
公式のチュートアル動画がYoutubeにあるので参考にしてみてください。
パラメータの調整の話
デフォルトだとあまりよくなかった、
コンポーネントをぽんとつけると若干中に浮いてしまう。
設定の具体的な数値はスライドをご覧ください。
まとめ
SmartRigを使ってみよう。
たった60ドルで自然なアニメーションが作れる。
感想
サウンドの話で、BGMをパーツ事に分けて扱う話がでましたが、CEDECでそんな話を聞いたことがある記憶。
www.famitsu.comピクミンでも敵が近くにいるとシームレスにBGMが切り替わりますが、やっぱりかっこいい演出ですね。
VR展示の失敗例の話ですが、これは多くの開発者が共感するところではないでしょうか。
他人のプレイを横から見ていると、(違う!そうじゃない!こうやって操作するんだよぉ!)って言いたくなる感じわかります。
先日のAssetBundle完全に理解した勉強会の懇親会にて、トモぞヴPさんのOculusGoアプリを体験させていただきましたが、装着前に操作説明が一切なく、完全にアプリ内のチュートリアルで完結していたのが特徴でした。
こういう形にするのが最善手かもしれません。
懇親会
進捗報告!!#gotandaunity pic.twitter.com/H2WlQuBMle
— akoto (@_akoto_) March 27, 2019
🦐<今度こそ… #gotandaunity pic.twitter.com/TKU9KX4DBF
— トモぞヴP (@TomozoP) March 27, 2019
パンレガが未開封で置いてあるゲーム会社…! #gotandaunity pic.twitter.com/t8mfTnbaSY
— オークマネコ (@ookumaneko_XD) March 27, 2019
タイムライン
会場付近、🌸がきれいだ #gotandaunity pic.twitter.com/UIcLvvooRR
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
きゃーーーととさんー!!! #gotandaunity pic.twitter.com/wg3igwtoDQ
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
最初はドリコムさんによるAROWの発表! #gotandaunity |【CEDEC 2018】「AROW」で位置情報ARマップゲームをより安く・早く開発 ドリコムが位置情報3Dリアルマップを用いたモバイルゲーム開発の課題と解決方法を伝授 | Social Game Info https://t.co/8GoZXEIB5b
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
Unityちゃんが3Dモデル化したマップを走り回ってる#gotandaunity pic.twitter.com/K3TMFkZwn3
— シン (@Shin09shin) March 27, 2019
AROWはインテリアマッピング(室内の描画) といった工夫により、高い没入感を目指している #gotandaunity
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
経路探索や建物生成のコード例紹介。チェーンメソッドで設定を追加していけるの使いやすそう。 #gotandaunity pic.twitter.com/5dG5xXSjFB
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
AROWはMAU10000以下なら無料。
— 小林 拓 (@taptappun) March 27, 2019
MAUというのが良心的 #gotandaunity
次は『VR展示しくじり先生』
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
なんと #roppongiunity が初展示だったらしい!有難いです🙏🙏 #gotandaunity pic.twitter.com/CcOoAfMGft
体験中に話しかけちゃうのあるある。とてもある #gotandaunity
— やまだ (@tty_yamada) March 27, 2019
BGMについて。
— やまだ たいし (@OrotiYamatano) March 27, 2019
BGMをパーツ化してランダムにパーツを組み合わせてループ感を無くす。#gotandaunity
MusicEngine 今でもめちゃくちゃお世話になってます!https://t.co/Oz68IsGbTF#gotandaunity
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
Git管理は個人開発でも大事。間違いない。
— へりえる@まわるやつ(仮)制作中 (@herie270714) March 27, 2019
#gotandaunity
なるほど、ToneMapping切ってNativePluginでHDR出力する仕組み作っているのか👀#gotandaunityhttps://t.co/XkqJZ9ctzC
— mao (@TEST_H_) March 27, 2019
Unityは標準でHDR対応がされていないので自分でプラグインを作った話。つよつよだ…。#gotandaunity
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
リポジトリ:https://t.co/TdVzc9LTHr
解説ページ:https://t.co/29eTWrNVMt pic.twitter.com/vmabKPKzx6
GGJで開発したゲームそのままリリースまで出来るってすごいなぁ #gotandaunity
— みんと / Mint (@_m_g_m_trueS42) March 27, 2019
NichiJoh! https://t.co/MFcllaRsue#gotandaunity
— 私に寿司が舞い降りた! (@maruju_fav) March 27, 2019
ちゃんと初めからAndroid向けって決めてCloud Build環境用意して先に決めるもの決めきって、というめちゃめちゃ経験値高めな話だった。ロイヤルホストで4時間会議した話がGGJっぽくてとても熱かったです。 #gotandaunity pic.twitter.com/x6kbe9dh42
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
めちゃくちゃ有益なアセットだと噂を聞く #gotandaunity | SmartRig Biped by SmartRig #UnityAssetStore https://t.co/n5hFrRGW0U
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
パラメータを調整して動かしてみた様子。ナビメッシュで移動しながらプロシージャル生成してるらしいんですけどめちゃめちゃ自然ですごい…。 #gotandaunity pic.twitter.com/gVNwgxcMnV
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) March 27, 2019
Unityの中の人「うちも銀座.unityをやっていまして…」 #gotandaunity
— ichijo (@Takaaki_Ichijo) March 27, 2019
ごたゆに #11 お疲れ様でした!
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) March 27, 2019
ドリコムの皆さん、登壇者の皆さん、 @pinori さん、 @monry さん、参加者の皆さんのおかげで、今回も楽しく充実した時間を過ごせましたー!
ありがとうございましたー!😍#gotandaunity pic.twitter.com/tSSFQbkri4
宣伝
次のGotanda.unityは5月、会場はDeNAさんを予定しております。
Nagoya.unity #3
nagoya-unity.connpass.com名古屋でもやっています。この日みなさんは出張になると思うのでよろしくお願いします。
Roppongi.unity #2
roppongiunity.connpass.comGotanda.unityの妹分、うちではピザがでます。4/1から募集開始です。
第2回 VRM勉強会
vrm.connpass.comリンクは第1回目のものです、フォローしておいてください。
完全に理解した勉強会
次回の「Unity ○○完全に理解した」勉強会のテーマは次のうちどれが良いですか?
— もんりぃ先生👨🏫4/4 Git ハンズオン📚技術書典 け54📔マンガUnity (@monry) March 25, 2019
このままいけば5月に設計の勉強会をやります。
銀もく
八耐
daihachitai.connpass.com八時間のハッカソンです。絵を書いたりアプリを作ったり自由です。
前回のGotanda.unityはこちら
GGJの話があったので、興味がある方はこちらも。
間違っている所、消してほしいツイートなどがありましたらコメントにお願いします。